サーゲート 真亜春
Right Hand Batsman, Wicket-Keeper
初選出:2019年
プレーヤー番号:43
サーゲート真亜春は、2020年1月に日本にとっての最初の全世界的ICC開催の大会となるU19のクリケットワールドカップでキャプテンとしてチームを引き、日本のクリケット史の新たな1ページを書いた選手です。
多くのクリケットファンが日本の出場には驚いていましたが、日本に住む3歳児として初めてクリケットバットを握った真亜春選手としては、日本の成長は驚くべきことではありませんでした。
日本人の母を持ち、日本で生まれ育った真亜春選手が父親の影響でクリケットを始めました。父親のクリスさんが早い段階から息子たちにクリケットを教えることでオーストラリアのルーツに触れさせ、日本の伝統的なスポーツ文化と一味違うスポーツ文化を経験したいと考え、この目標を果たすために妻の由紀子とともにU12の千葉モンスターズとU15&19の千葉マイワイズを設立し、息子たちにクリケットの場、そしてクリケットに興味を持つ他の子供達とプレーする機会を提供しました。
幼いうちから、真亜春選手の綺麗にボールを捉える才能が目立ち、14歳の時に日本の男子代表にリサーブウィケットキーパーと順位の低い方のバッツマンとして招集されました。そこで利益相反を避けるため、父親のクリスさんが男子代表のセレクターの役から退けました。
デビュー戦まで少し時間がかかりましたが、日本のクリケットの本拠点である佐野市で開催された2016年の東アジアカップで始めてフル代表としてチームの11人に入りました。その時点でもう既に国内のジュニア大会で多くのランを稼いでいて、マイワイズが頻繁に決勝戦までコマを進めたり、優勝杯を掲げたりしました。
2018年に、7年に活動休止を経てU19のチームが再編成された時、真亜春がキャプテンにふさわしいと誰も賛成していました。日本が東アジア太平洋の地区予選を開催国として参加した時、彼は2回に亘り、自身のスコアを50ランまで伸ばし、日本に優勝をもたらした他、最多ラン数賞も、ベストプレイヤー賞も獲得しました。
ジムでのトレーニングが好きな選手として真亜春選手がリッキー・ポンティング選手のプルショットとマークス・ストイニス選手の体格を目指しています。その二つの様子を組み合わせることができれば、日本クリケット協会が目指している「明るい未来」が到来するかもしれません。
- 年齢: 23
- 所属クラブ: 千葉マイワイズ・クリケットクラブ