酷暑の中、JPL第2節終了 各チーム勝利を収める
- 2018-07-25
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連日の猛暑の中、7月22日(日曜日)に佐野市・横浜市でJPL第2節の試合が午前午後と2試合ずつ行われた。試合はT20形式で行われ、参加4チームがそれぞれ 1勝を挙げた。
無敗を誇る南関東スーパーキングスと西関東ハリケーンズの2チームは、リーグトップを決めるべく、横浜市のYC&ACにて対戦した。
午前の試合では、スーパーキングスは、このチームがなぜ絶対王者であるかを証明するかのような圧倒的な勝利を収めた。
クンバーレ選手 (4オーバー投げて2ウィケット13失点)、 タンワー選手 (3オーバー投げて2ウィケット11失点) 、バードワージ選手 (4オーバー投げて3ウィケット10失点)らが、素晴らしいプレーを見せ、ハリケーンズ打線の攻撃を65ランに封じた。
ハリケーンズでは、元プロ野球の木村選手(25球21得点)が素晴らしいバッテイングを見せたが、バードワージ選手のボウリングからの鋭いキャッチを受け、惜しくもランを取ることができなかった。
ハリケーンズは、富澤選手(3オーバー2ウィケット12失点)のファインプレーにより合計5ウィケットを取るなど、守備では好プレーを披露したが、スーパキングスのキャプテン、パトモア選手が13オーバー目にチームを勝利に導いた。
午前の試合はハリケーンズファンにとっては満足のいくものではなかったが、午後の試合ではファンを魅了した。
午後の試合は、スーパーキングスからの攻撃となり、145ランを挙げた。その中でも、ヴェルサミー選手が攻撃の要となり、7回のバウンダリー越えを披露し、22球から40点を挙げた。
また、ハリケーンズの富澤選手は、4オーバーを投げ4ウィケット25失点で抑えるなど再び守備で活躍した。
ハリケーンズの攻撃では、宮地選手が早い段階でアウトとなったが、谷山選手 (47球30得点)は、ナワラトナ選手とタッグを組み、114ランを挙げた。
ナワラトナ選手は 11回の4ランと5回の6ランを挙げたが、高田選手により51球91得点でアウトとなったが、相手チームには十分なダメージを与え、ハリケーンズの勝利を確実なものとした。
また、この日の気温が40度に達した佐野市では、北関東ライオンズと東関東サンライザーズとの試合が行われ、コイントスの結果、ライオンズからの攻撃となった。
アラビンダ選手 (18球25得点) と弱冠14歳の高橋選手(38球36得点)のオープニングパートナーシップでは55ランを築き、次に リヤナグナワーダナ選手(26球23得点) とビジャーヤ 選手(22球23得点)がパートナーシップを組み、20オーバー4ウィケット159ランの結果となった。
サンライザーズにとって、連続してウィケットを奪われるということは、ヤパバンダラ選手の 15球で28得点を得る強打があったにもかかわらず、攻撃の波に乗ることができなかったことを意味する。
ライオンズの元ネパール代表プラダーン選手が4オーバー途中3ウィケット13失点の素晴らしいボウリングを見せ、ライオンズが112ランでサンライザーズを制した。
佐野市の高い気温に苦しめられたサンライザーズは、午前中の試合では勝利することができなかったが、午後の試合では、素晴らしいボウリングを披露し、ライオンズを20オーバーで9ウィケット123ランに抑え込んだ。
ベディングフィールド選手 (4オーバー投げ1ウィケット14失点)とチェットリー選手(4オーバー投げ1ウィケット15失点) のスピン・コンビネーションが功を奏し、相手チームのランを抑えた。一方で、チョードリ選手 (4オーバー投げ3ウィケット31失点) とハニーフ選手 (4オーバー投げ3ウィケット23失点)のペースボウリングが、相手チームに大きなダメージを与えた。
サンライザーズの攻撃では、序盤4ウィケット36ランの苦戦を強いられたが、5回の6ランを含むブートー選手(43球56得点)の好攻撃が勝利につながった。
試合結果は、スーパーキングスとハリケーンズが勝ち点3を挙げリーグトップに立ち、ライオンズとサンライザーズが勝ち点 1で最下位となった。
総当たり戦であるJPLは9月にファイナルを迎える。ハリケーンズが佐野市
国際クリケット場でライオンズと対戦し、スーパーキングスが整備を終えた山武クリケットグラウンドでサンライザーズと対戦する。