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ジャパンカップ 白熱の地域大会決勝へ

  • 2016-08-25
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関東を東、西、南、北に分けて開催されたジャパンカップ地域予選もいよいよ終盤、全国大会出場を懸けた決勝戦を残すのみとなった。決勝に向けた各地域の状況を紹介します。

西関東
西関東クリケット協会の中心である昭島クリケットクラブ、創立二年目で初めて準決勝まで勝ち上がってきた。ワイバーンズとの接戦の準決勝であったが、オールラウンダー狩野選手のアグレッシブなバッティングとスピンボーリングに翻弄され惜しくも敗れ去った。

同じく準決勝で学生代表チームに敗れたビーンズも、キャプテン豆成を中心に予選共に他チームを苦しめ、来年に向けて前向きな内容であった。

学生代表対ワイバーンズの決勝戦はどちらが勝つか予想できない。

日本最高峰の選手に成長した学生代表キャプテン谷山、彼をどんな作戦で対応するかが勝負の鍵であろう。

西関東大会決勝戦 9月4日(日)13:00より 昭島市陸上競技場にて

北関東
北関東大会の決勝に進出した栃木クリケットクラブは、過去全国大会で二度の優勝経験のある強豪である。熟練されたテクニックを持つラナ選手、個性的なメンバーをまとめ上げるプラバースキャプテンと全国大会に向け隙のない布陣だ。

栃木クリケットクラブの相手は、サムライクリケットクラブと宇都宮クリケットクラブの勝者となる。

どちらも強力なパワーを持ったバッツマン陣を擁しているため、決勝での苦戦は必至である。

東関東大会決勝戦 9月18日(日)13:00より 佐野市国際クリケット場にて

東関東
千葉シャークス、ライジングスターズといったお馴染みのチームが予選で敗れ、東関東の決勝戦は、筑波クリケットクラブ対メンインブルーとなった。

筑波クリケットクラブは今年大活躍のディルシャンを中心に大量得点を狙ってくるであろう。筑波、メンインブルー共に大会初出場で決勝まで勝ち残ったチームである。どちらが全国大会に来てもニュースターが誕生するはずだ。

東関東決勝戦 8月28日(日)14:00より さんぶの森公園にて 

南関東
拮抗した実力の中、いち早く決勝進出を決めたのはアルファQクリケットクラブだ。

しかし、決勝戦でも全く油断できない。対戦相手の候補には、いずれもセンチュリー(100runs)を打つ実力を持つ、ヴィネイ、小林、カーレが名を連ねるインディアンエンジニアーズが予想されるからだ。もちろん、インディアンエンジニアーズが準決勝でタイガースに敗れる可能性もあるが、そのタイガースの力は計り知れない。

南関東大会決勝戦 9月4日(日)13:00より YCAC横浜にて

 

近畿
近畿には日本代表選手団を輩出する上宮高校クリケットクラブや、20オーバーの試合で 229 runsを獲得する関西ブルドッグスなどのチームがある。
しかし、近畿クリケット協会では、近畿大会決勝戦は行わず、ジャパンカップ全国大会へは近畿選抜チームを派遣する。