One Short へようこそ
- 2020-07-02
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One Short へようこそ。
私たちは2016年からJCL1部リーグを中心に取り上げている
初回はシーズン予想だ。
決勝戦はおそらく今までで一番遅い11月7日、それまで我々One Short はすべての結果や情報の共有に努めていく。
余談はここまで、ここからは本題の今シーズンの予測に入っていこう。この予想順位はリーグ戦終了時のもので私達でさえその先の優勝決定戦の予想はできない。
並びは2019年の最終順位
マックス
常に上位をキープ、今年もまたそうなるとしか思えない。昨年、打撃では、好調な小林と谷山により得点を重ねたものの主力のナワラスナとカーンが本領を発揮できずチームは以前のパワーを見せる事はなかった。しかし、主力の2人が今年本領を発揮できれば打線は熱くなるだろう。守備では谷山が昨年投球でリーグ最多ウィケットを獲得する活躍をみせチームを支えた。他にもサンカルパやタンビーヤなども控えている強みを持つがビナイ・ナイヤの穴埋めは難しい。
千葉シャークス
昨年8年ぶりに優勝を果たした前回王者。U19日本代表選手の一軍入りもあり去年の成功をまた実現する準備は整ってそうだ。ニール・ダテの限られた出場機会や上田新大の移籍もあり、昨シーズンのリーグ最多得点のベテランキャプテンであるドゥーグル・ベディングフィールドが今年も打撃の鍵となりそうだ。高田剛史のトップオーダーとしての成長を継続させ、サーゲート真亜春の持っている才能を発揮する重要性が高い。投手陣は相変わらず強い。松村、味庵シディーク、クマールそしてレタレカと試合にインパクトを与えるだろう。
タイガース
なぜタイガースが決勝戦に2016年の一度しか出場したことがないのかがミステリーだ。最優秀選手賞の常連であるサボリッシュ・ラビチャンドランに掛かっているといっても過言ではないタイガース、昨年ラビチャンドランの打撃が人間離れまで及ばず他の選手の成長が必要とされたとき、アルミンダ・シンとラフール・コウルが立ち上がり好調を見せた。三人が皆輝けば不可能なんてない。弱点は投手陣の速球派であり今年もクンバーレとラビチャンドランによるスピン投手に頼りそうだ。
アルファクワッシャーズ横浜
ここ数年優勝争いの常連であり、2019年も惜しくも及ばず優勝経験はない。注目すべき打者はローヒット・ケサリ。昨年ハーフセンチュリーを3回達成する活躍みせるもののリーグ得点数のトップ25に入るのはチーム内では彼とスリニバサ・ペダダのみだ。ラーマン・タンワー、ニキル・チャジェドやカルティック・ベリンギリなど強い投手陣を揃えおり、どのチーム相手にも対応可能だ。このチームは長年スターを必要としてきた。ビナイ・ナイヤの移籍により解決となるか。
ワイバーンズ
決勝の弱いワイバーンズ、その準優勝の回数は驚異の5回。昨年シーズンは悪くなかったものの準決勝進出とはならなかった。宮内渉が国内トップ打者の一人に上り詰めるさなか、過去の調子まで上がらない狩野良比留と太田智樹。(二人ともまだ若いはずなのだが)二人が好調を維持することができれば優勝争いにも参戦できそうだ。スピン投手の狩野に加え富澤や久保田の強い速球派を揃えた投手陣、2020年は良いシーズンを見込めそうだ。
東京ウォンバッツ
予測が難しいチーム。アレックス・パトモアの8月の出場試合が増えるのは間違いなくアドバンテージだ。それとリチャード・ブレイスフィールドだ。この二人のパートナーシップは恐ろしく試合を左右させることができ大量得点も期待できる。しかし昨年のリーグウィケット獲得数のトップ30位を見て分かるように投手陣の層が薄い。昨年、ビグネッシュ・バンディの一試合6ウィケット11失点の活躍があったものの今年リーグ上位に入るには足りなそうだ。
メンインブルー
MIBとしては昨年の7位という結果には満足できていないだろう。上位に入るようなパフォーマンスもたくさん見られた。威力のある打者で昨年の鍵となったサフラズ・ペトカーに今年も期待が高まる。アビシェック・テラングは2018年にリーグ2部で活躍したものの昨年ハーフセンチュリーは一度のみ。今年は得点を重ねたいところだ。投手陣は全体的に揃っているものの優勝争いを繰り広げるのは難しそうだ。しかし何が起きるか分からないのが今年のリーグだ。
東京ファルコンズ
昨年のリーグ1部への昇格は予想していたより厳しいものとなった。しかし昨年は降格がないことから昨年0勝にも関わらず1部残留となった。昨年チームの他の選手がリーグ得点数下位の中一人14位に立つクルディープ・ビシプの活躍が今年も不可欠だ。昨年を通して7ウィケットの獲得しかなかった投手陣。今年も苦戦するシーズンになりそうだ。今年新たに昇格したライジングスターズとの一戦は落とせない。
ライジングスターズ
昨年リーグ2部の決勝戦には敗れたものので素晴らしいシーズンとなった。バングラデシュ人を軸に結成されたこのチームは確実に1部リーグに新たな風を吹かすだろうが極限状況に置かれるだろう。打撃の鍵を握るのはウダイバス・ソバーンとサニー・ラーマンだ。昨年5試合で13ウィケット獲得を成し遂げたハサン・アシフは今年も投球でチームを背負うことになるだろう。7節の東京ファルコンズとの一戦は目が離せないものとなりそうだ。
佐野
リーグの中でも調子の変動の激しいチームだが、過去の経験やチームの結束力を高めることができれば1部への参戦も他のチームよりは苦しいものとはならないだろう。プラバス・ダヌシカに加えハサンタ・イシャラから得点が期待できる。U19日本代表の野口柊と須藤零士にとっては大きな壁となるが2部で活躍を見せたシャミーラ・パスムを筆頭としイシャーラ・グナティラカを揃えた投手陣は活躍が期待できる。そして今年マックスから帰ってきた高橋和雅のチームに及ぼす影響は大きな違いをうみ、準決勝に進むのも夢ではなさそうだ。