JCAオフィシャルアイウェア・アンバサダーインタビュー②
- 2020-05-18
- ニュース
- 日本代表(男子U19)
日本クリケット協会(JCA)のオフィシャルアイウェア(SMITH Japan)のアンバサダーに、髙田剛史、常澤なお、野口柊の3選手が任命されました。小学生からクリケット一筋の野口選手、大学で野球・ソフトボールから転向した常澤選手、中学校の部活で始めた髙田選手、それぞれの選手を通してクリケット日本代表選手の素顔に迫ってみました。
②野口柊選手(JCAオフィシャルアイウェア・アンバサダー)
- 「クリケットのまち佐野」で小1からクリケットを始めて10年目!
野口柊(のぐち しゅう)選手は、栃木県立学悠館高等学校に通う高校生。栃木県佐野市在住の野口選手は、なんと小学校1年生からクリケットをプレーする根っからのクリケッターです。始めたのは、「学校の授業でクリケットを体験して、楽しかったから」。地元のジュニアクラブに入り、小学生向けの『クリケットブラスト・シリーズ』から『日本U15クリケットリーグ』、『日本U19クリケットリーグ』に進み、最優秀打者賞やMVPなどを受賞し、U19世代を代表するオープニングバッター(先頭打者)・ウィケットキーパー(捕手)になりました。2018年にナショナルアカデミー1期生に選出。2019年に地元佐野市で開催されたICCU19ワールドカップ東アジア太平洋予選に出場し、日本の優勝とワールドカップ初出場の快挙に貢献しました。2020年に南アフリカで開催されたU19ワールドカップ本選では、プロ選手をそろえる強豪国相手にもひるまず、日本チームで最多得点を挙げる活躍を見せました。また、学業とスポーツの両立だけでなく、グランズマンとして通学前にクリケット場の整備もこなす努力家でもあります。
そんな野口選手に一問一答形式で聞いてみました:
- W杯出場は「生きてきた中で一番素晴らしい経験」
〇クリケットのどんなところが好きですか?
野口選手:「選手がそれぞれ支えあって、チーム一丸となって勝利を勝ち取るところが好きです。バッティングでいうと、360度どの角度に打ってもいいところですね!」
〇クリケットが役に立ったことはありますか?
野口選手:「体力がつき、運動神経も良くなりました。特にウィケットキーパーは、ボールにすぐ反応しないといけないので、反射神経が鍛えられたと思います!それから、英語を聞いてもあまり違和感なく聞けるようにもなりました!」
〇全世代を通じて日本代表のワールドカップ初出場を果たしました。どんな経験でしたか?
野口選手:「ワールドカップは世界一を決める大きな舞台で、その世界一にむけて様々な国のプレーヤーたちが自分たちのチームプレーや技術を見せる場所だと思います。世界のトッププレイヤーとの対戦では、なにもかもが僕たちより上回っていて世界の厳しさを痛感しましたが、僕は自分らしいクリケットをしようと思い全力で戦いました。試合を共にしてくれたチームメイトのみんなも、それぞれの個性を存分に発揮して試合に挑んでいました。それは、生きてきた中で一番素晴らしい経験でした!」
〇日本代表選手としての目標を教えてください?
野口選手:「ワールドカップでベスト8まで行きたいです!」
〇練習ができない今、心がけていることはありますか?
野口選手:「手洗いうがいをしっかりして、なるべく外に出ないようにしています。バットやボールを使った練習がなかなかできないので、クリケットの動画を多く見てイメトレをするようにしてます。」
〇外出できるようになったらやりたいことはありますか?
野口選手:「映画館に行って、遊んだりしたいです。」
- SMITHのサングラスは「ボールがはっきりと見えやすい」
〇クリケット選手にとってサングラスはどのようなものですか?
野口選手:「一つ一つのアウトが試合の流れをかえる重要なものです。太陽が目に入るような高いフライも取らないといけませんので、フィールディング中は欠かせないものです。」
〇お気に入りのサングラスはどんなモデルですか?
野口選手:「SMITHのReactor MK IIのFireです。着け心地がよくってかっこいいので選びました。レンズは一番ボールがはっきりみえるRed Mirrorが気に入っています。SMITHのサングラスはかっこいいので誰にでもお薦めです!」
- SMITH Reactor MK II Fire:https://smithjapan.co.jp/product/reactor-mk-ii-fire/
- 日本でも素晴らしいターフピッチを作ってみたい!
〇最後に、グランズマンとしての仕事はやりがいがありますか?
「グラウンズマンとして働く理由はただシンプルにこの仕事が楽しいからです。自分が整備したグラウンドでクリケットの試合をするのは、とても嬉しいことです。ワールドカップに出場し、とても素晴らしいターフピッチをみたときに、日本でもこのようなピッチを作ってみたいと感じました!」