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日本のクリケット史においての大きなマイルストーン

  • 2020-01-22
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  • 日本代表(男子U19)

2020年1月21日という日は日本のクリケットの歴史に刻まれました。今日は U19代表は世界一強い、世界一資金力が豊富なクリケット大国インドと対戦できました。

日本が41ランでオールアウトになった後、インドがウィケットを失うことなくターゲットスコアに到達したが、試合展開よりも対戦できたこと自体に意味があります。このゲームの開始は本当に歴史的な瞬間でした。

平均年齢16歳の日本にとってのハイライトは野口柊選手とクレメンス・マックス選手のバウンダリーと、地元のファンの応援でした。

コーチのドゥーグル・ベディングフィールドは日本が"一試合ずつ成長していきたい"と述べ、"今日のスコアでその成長が見られないかもしれないが、この経験から、選手が伸びるでしょう"という見解をしめしました。

インドのチームの中で、既にプロ契約を結んでいる選手が多くいますが、試合が終わると、日本の選手もインドの選手も一緒になって、記念写真を撮りました。日本の選手が、世界の舞台に初めて立つ日本を応援しに駆けつけてくれた、元気な地元の小学生ともふれあいました。

チームマネジャーのアラン・カーが"25年前に今日の競技場の隣にあるスタジアムで日本のラグビーチームがワールドカップで145-17というスコアで大負けをしました。今は、日本がラグビーの強豪国となっています。日本のクリケットはまだ黎明期にありますが、こういうハイレベルの戦いに参加し、世界の水準はどのレベルにあるかを理解しなければなりません。この挑戦に心が踊ります。ラグビーの成長過程で何が可能かを見ましたので、私たちも同じような物語を作りたい。"とコメントしました。

ワールドカップは残り4試合です。次の試合は1月25日(土)のスリランカ戦です。その前にチームが南アフリカとイングランドの間のテストクリケットシリーズの第4戦の初日を観戦しにでかけますが、その観戦が世界トップレベルのクリケットを見る数少ない機会となりそうです。

チームメンバー全員がスタジアムに来てくださったファンと、世界中から応援のメッセージを送ってくださった皆様に感謝の意を述べたいと思います。