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東アジアカップ:女子日本代表が初めて香港に勝利し、2連勝!

  • 2019-09-20
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  • 日本代表(女子)

女子日本代表が東アジアカップの2戦目で、前回大会で優勝した香港に勝利し、1戦目の韓国戦での勝利に続き、2連勝を飾りました。女子日本代表が香港に勝利したのは、初めてのことです。

試合は、コイントスに勝った香港が先攻を選択して開始されました。日本は、オープニングボーラーの常澤なお選手(1アウト、19失点)、菅野美保選手(2アウト、14失点)がそれぞれの最初のオーバーでウィケットを奪い、金田紋佳選手も1オーバー目にランアウトを奪い、香港の攻撃の出鼻をくじくと、その後も、菅野選手、宮地静香選手、南野華澄選手が続けてアウト奪い、7.1オーバー時点で香港から6アウト(28ラン)を奪うことに成功しました。

香港は、Ruchitha Venkatesh選手(25ラン)とYousaf Mehreen選手(10ラン)のパートナーシップで立て直しを図りましたが、日本も宮地選手、柳田舞選手のスピナーが失点を抑え、柳田選手がYousaf Mehreen選手をアウトにした15オーバー終了時点で、香港を58ラン(7アウト)に抑えていました。その後、日本に失投が続き、香港は18オーバー目に79ランまで得点を伸ばしますが、常澤選手がランアウトで8個目のアウトを奪うと、20オーバー目には、この試合でボーラーとして日本代表初登板を果たした金田選手がアウトをとり、最後は鹿野あかり選手がランアウトで10個目のアウトを奪って、香港を91ランでオールアウト(10アウトでの攻守交替)としました。

攻守交代後日本は、小田恵里花選手(21ラン)が序盤からバウンダリーを連発し、最初の3オーバーで33ラン(1アウト)としましたが、4オーバー目に香港のキャプテンKa Ying Chan選手(3アウト、7失点)、5オーバー目にKa Man Chan選手(3アウト、13失点)が登板すると、立て続けに3つのアウトを奪われ、33ランのまま4アウトとなり、一気に形勢が逆転しました。一時は、日本のキャプテン、柳田舞選手(18ラン)と宮地選手(9ラン)が立て直すかに思えましたが、宮地選手が7.1オーバー時点(46ラン)でアウトになると、再びアウトが続き、8.3オーバー時点で7アウト(51ラン)とされ、香港に勝利するチャンスが遠のいたかに思えました。

そこで、柳田選手とともに日本の攻撃を立て直したのは、ボーリングやフィールディングでも活躍した常澤選手(22ラン)でした。慶應義塾大学に通う大学生という若さにも関わらず、柳田キャプテンとともに冷静なプレーを続け、2人で39ランのパートナーシップを築き、香港の91ランに1ラン差まで迫りました。常澤選手は18.2オーバー時点でランアウトになってしまい、日本は8個目のアウトを奪われてしまいしたが、最後は遠藤理央選手が規定投球を7球残して逆転打を打ちました。アウトの数も残りわずか2アウト(2ウィケット差)という僅差での勝利でした。

試合のMVPには、ボーリング、フィールディング、バッティングとすべての面で活躍した、常澤なお選手が選ばれました。

大会で2連勝した日本は、明日中国と決勝進出をかけて対戦します。試合は14:00に開始され、本日と同様にライブスコアがこちらより配信されます。 また、JCAツイッターフェイスブックもあわせてご確認ください。