JPL開幕戦でサンライザーズがスーパーキングスを圧倒!
- 2019-07-24
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日本プレミアリーグ(以降JPL)が開幕し、7月21日(日曜日)に横浜カントリー&アスレチッククラブで行われた開幕戦の2試合では、東関東サンライザーズが南関東スーパーキングスを圧倒し、好スタートを切った。
昨年優勝し、JPL連覇を果たした強豪チームであるスーパーキングスと長年最下位でシーズンを終えていたサンライザーズとの激戦は、予想外の試合展開となった。
午前の試合では、スーパーキングスの主将ラヴィチャンドラン選手がトスに勝利し、バッティングファーストを選択したが、サンライザーズの松村選手やランジャン選手の好投に阻まれ、思うような攻撃ができなかった。
ラヴィチャンドラン選手(46ラン)とアナス選手とのパートナーシップでは堅実に得点を挙げたが、好調のサンライザーズボーラーの前に、得点を伸ばすことができなかった。
ベディングフィールド選手(2/19)の遅めのオフスピンに、チャージェッド選手がタイミングを合わせることができず、スーパーキングスは20オーバー、114/7で攻撃を終えた。
後攻のサンライザーズは、テラング選手と日本代表のフレミング選手のパートナーシップで攻撃を開始し、パワープレイの間に積極的に得点を重ね、55ランを記録した( 1ウィケットダウン)。
スーパーキングスのラヴィチャンドラン選手は4オーバーを投げ、チームのために健闘したが、サンライザーズの猛追は止まらず、17オーバーで攻撃を終えた(3ウィケットダウン)。
フレミング選手が7つのフォーランと3つのシックスランを含むこの日最高得点の67ランを挙げ、1試合目の最優秀選手に選ばれた。
これまでに敗戦を喫したことのないスーパーキングスは、攻撃方法を変えて2試合目に臨んだ。
より積極的な攻撃に転じたスーパーキングスは、カレ選手とウィンストン選手のベテラン選手のパートナーシップから攻撃を開始した。
両選手はパワープレイの間に55ランを挙げ、好発進するかと思われたが、ウィンストン選手が28ランでアウトとなった。
一方で、カレ選手は猛攻撃を続け、 12オーバーで43ランを挙げて攻撃を終えた時点では、スーパーキングスは92/2となり、試合の主導権を握るかと思われた。
しかし、サンライザーズボーラーの巧妙な投球術に苦しめられ、試合の流れを引き寄せることはできず、スーパーキングスは20オーバー、132/7 で攻撃を終えた。
後攻のサンライザーズはパワープレーが得点を重ねる武器と判断し、攻撃を開始した。2試合目ではハニーフ・カーン主将がフレミング選手とペアを組み、更に積極的な打撃をし、最初の7オーバーで65ランの高得点を挙げた。
スーパーキングスも意地を見せ、中盤に高身長のペースマンチャージェッド選手が4つのウィケットを奪取した。
結果、オフシーズン中に高田選手とカピル選手の2名が新たにチームに加入するなど、バッティングの厚みが増したサンライザーズは、2試合目も快勝した。
2試合目も敗戦を喫したスーパーキングスだが、チャージェッド選手が攻守で高いパフォーマンスを披露し、2試合目の最優秀選手に選ばれた。
前評判に反してサンライザーズが現在リーグトップとなっているが、スーパーキングスも2ラウンド目では必ず勝ちを取りに行くことが予想される。
日本プレミアリーグは開幕したばかりだ。7月28日(日)には、西関東ハリケーンズが佐野市国際クリケット場で、北関東ライオンズと試合を行う。
入場は無料です。ぜひ会場にてご観戦ください!