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リチャード・レイドラー氏のご逝去に際して

  • 2019-05-14
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群馬インターナショナルスポーツスピークスのコーチ、日本代表コーチ、そして、日本代表選手として、日本のクリケットの発展を支えていただいた、リチャード・レイドラー氏が先週木曜日にご逝去されました。

JCAの宮地事務局長は、「リチャードさんほど日本のクリケットに大きな影響を与えた人物を思い浮かべることは非常に難しいです。群馬インターナショナル・スポーツスピークスで子供たちにスポーツの楽しさを教え、ジュニア普及プログラムの礎を築くとともに、多くの日本代表選手を育成されました。日本代表コーチとしても、U15日本代表や男子日本代表を指導し、日本を東アジア太平洋大会優勝に導くなど、多くの功績を残されました。そして何よりも、ポジティブな姿勢と熱い情熱でスポーツの楽しさを伝えたリチャードさんの精神と価値観は、JCAだけでなく、日本のクリケットに広く浸透しており、これからもずっと引き継がれていくでしょう。大切なレガシーをいただいたことを深く感謝し、心からご冥福をお祈り申し上げます。」と述べました。

群馬インターナショナルスポーツスピークス出身で男子日本代表選手としても活躍した狩野良比留さんは、「リチャードには、クリケットの楽しさ、厳しさ全てを教えてもらいました。今もクリケットを続けられているのはリチャードのおかげです。本当に感謝しています。私たちリチャードチルドレンが出来る恩返しは、日本クリケットのトップレベルで活躍し続けることと、次の世代にクリケットの素晴らしさを伝えることだと思います。 今はクリケットに携わっていないリチャードチルドレンも人生を楽しむという彼の教えを守って恩返しをしてくれると思います。 ありがとうリチャード。」と述べました。

東京ウォンバッツ公式声明より:

「訃報に接し、私たちは深い悲しみに暮れています。熱意あるクリケッターとして人々に影響を与えただけではなく、多くの人々にとって、リチャードさんは大切な友人であり、指導者であり、そして人生の先輩でもありました。彼の熱意、自己犠牲の精神、ユーモア、そしてクリケットに対する愛情は人々に伝わり、プレーをしている時もしていない時も、彼らの真価を引き出すのです。長きにわたる闘病にもかかわらず、リチャードさんは最期まで前向きな姿勢を崩さず、勇敢なファイターであり続けました。ご遺族皆様に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、心からご冥福をお祈り申し上げす。ありがとうございました。」

なお、5月15日(水曜日)にリチャードさんを偲び、お別れ会が開催されることとなりました。会場はHUB 上野店で、午後6時から開始されます。どなたでも参加できます。

当協会ではリチャードさんの功績や精神をクリケットコミュニティの皆さんとシェアし、彼のレガシーを守り続けていきたいと思っております。

リチャードさんのご功績を偲び、心からご冥福をお祈り申し上げます。