One Short - Cricket Reports

2021年シーズン振り返り

  • 2022-01-13
  • One Short - Cricket Reports

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

2022に突入しましたが、最後に2021年シーズンの振り返りということで、JCLレポート「One Short」の特別編、「The Shorties」をお楽しみください!

こちらのレポートによる賞は、当協会の公式なものではなく、カジュアルなものとなりますのでご了承ください。

 

ベストイレブン

まずは、日本クリケット委員会によって選出された、日本クリケットリーグのベストイレブンです。

  1. アレックス・パトモア (WK) (東京ウォンバッツ) 532 runs @ 106.4
  2. リチャード・ブレイスフィールド (東京ウォンバッツ) 352 runs @ 58.7
  3. ビナイ・アイヤー (マックス) 369 runs @ 52.7 & 19 wickets @ 14.5
  4. スプン・ナワラタナ (C) (マックス) 359 runs @ 44.9
  5. 高橋イブラヒーム (千葉シャークス) 370 runs @ 41.1 & 13 wickets @ 14.2
  6. サフラーズ・ペトカー (東京ファルコンズ) 317 runs @ 45.3
  7. 狩野良比留 (ワイバーンズ) 312 runs @ 39.0 & 13 wickets @ 24.9
  8. グルマン・シン (アルファクウォッシャーズ横浜) 14 wickets @ 15.1 & 143 runs @ 17.9
  9. アビー・テラング (東京ファルコンズ) 20 wickets @ 15.9 & 105 runs @ 17.5
  10. 沖知之進 (ワイバーンズ) 19 wickets @ 16.1
  11. 久保田耕平 (ワイバーンズ) 21 wickets @ 11.7

 

ベストイニング

この賞は、最高得点のイニング等に贈られるのではなく、試合に大きなインパクトを与えたイニング(選手)に贈られる賞となります。

今年のベストイニングには、サフラーズ・ペトカー選手 (東京ファルコンズ)のワイバーンズ戦のイニングが選ばれました。

212ラン追いかけるファルコンズは、4-29のピンチの状況にいました。ペトカー選手は、47球でハーフセンチュリーを達成し、チームをピンチから救うと、次の13球で50ラン獲得し(74ランからは6、4、6、4、6)センチュリーを達成しました。115ラン(85球)でアウトになりましたが、ファルコンズの勝利に大きく貢献しました。

また、この試合の3週間前にも、アルファクウォッシャーズ相手に同様な成績を残しました。

 

ベストパートナーシップ

決してバッティングには有利なコンディションではない中、佐野クリケットクラブ相手に243ラン追いかけるウォンバッツは、オープニングのペアのパトモア選手とブレイスフィールド選手が、 29.4オーバーに及ぶ196ランパートナーシップを達成しました。勝利に貢献した2名は、試合の後、得点ランキングの1位と2位にあがりました。

 

ベストボーリングパフォーマンス

2021年は、ワイバーンズの久保田耕平選手にとって素晴らしいシーズンとなりました。久保田選手は、日本プレミアリーグではハットトリックを達成、日本クリケットリーグでは5ウィケットを2度獲得し、2021年最多ウィケット獲得者となりました。そんな中、ベストに選ばれたパフォーマンスは、王者千葉シャークス相手にみせた5−32です。

232ランを追う千葉シャークスは、4ウィケットの時点では194ランに達しており、勝利を目前としていました。しかし、そんな状況から久保田選手は3.4オーバーで失点を3ランに抑え、5ウィケット獲得し、試合の流れを一転しシャークスを209ランでオールアウトにしました。 

 

ベストマッチ(試合)

今シーズンも素晴らしい試合がたくさんみられました。そんな中でもベストマッチに選ばれた試合は、ライジングスターズ対タイガースの試合です。

2020年シーズンでは一勝も挙げられず、最下位となったライジングスターズは、同年無敗で王者となったタイガース相手に、日本クリケットリーグ1部で最も印象的な勝利を記録しました。

 

最も成長の見られた選手 

高橋イブラヒーム選手は2020年、千葉シャークスの2部選手として、日本でのクリケットキャリアをスタートしました。シーズンを通し好成績を残した高橋選手は、1部のレギュラーメンバーになると、そこでも好成績を残し、2021年には日本代表強化選手団に選出されました。

高橋選手は2021年も、2020年の勢いを止めませんでした。日本クリケットリーグではハーフセンチュリーを4度達成し、得点ランキングでは2位(370 runs @ 41.1)、ボーリングではオープニングボーラーとして活躍し、エコノミーを4以下に抑え、13ウィケット(@ 14.2)獲得しました。千葉シャークスの優勝に大きく貢献した高橋選手は、2022年も期待が高まる選手です。