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2019年ジャパンカップ閉幕

  • 2019-11-29
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2019年のジャパンカップには7つの地域から41チームが参戦し、過去最多の参加チーム数となりました。

残念ながら今シーズンの決勝大会は、台風19号の影響により中止となりましたが、各地域で開催された予選大会は大きな盛り上がりを見せました。

関西ジャパンカップでは参加チームが6チームに成長し、クリケットのレベルも劇的に上昇しました。神戸ホークスは各試合で200ラン以上を記録するなど、年間を通してトップを走り続け、準々決勝では、大阪レイダースとの激戦の末、勝利を収めました。しかし、決勝戦では作戦通りの試合運びができず、決勝戦で今シーズン最高のパフォーマンスを見せた滋賀京都に35ラン差で苦杯を喫し、滋賀京都が関西ジャパンカップ優勝のタイトルを獲得しました。

富士クリケット場を拠点とする東海ジャパンカップでも同様に参加チームが6チームに成長しました。愛知CCは4位でリーグを終えましたが、準決勝では名古屋ベンガルタイガースを破り、決勝で鈴鹿CCに勝利しました。愛知CCのオールラウンダー、イヤス・アハメド選手が東海MVPに選ばれました。

南関東はジャパンカップ最多の10チームが参加した激戦区となりました。激闘の末、地区優勝を勝ち取ったのはアルファ・クォシャーズ・ヨコハマでした。アルファ・クォシャーズにとって4回目となった決勝戦ではタイガースと対戦し、勝利しました。南関東MVPを受賞したのは、驚異のアベレージ340を打ち出したタイガースのスキッパー、サボアリッシュ・ラビチャンドラン選手でした。

東関東では、メン・イン・ブルーが順当に勝ち上がりましたが、準決勝では東京ファルコンズに僅差で勝利し、その後の決勝でも躍進を続ける筑波CCに対して苦戦を強いられながらも優勝タイトルを獲得しました。今シーズン全国最多の21ウィケットを奪取した、ナリン・プリヤダルシャナ選手が東関東MVPに選ばれました。

西関東ジャパンカップも参加チームが6チームに拡大し、接戦となった今シーズンでは、初参戦の東京ライノスがトップでリーグ戦を終え、参加チームを驚かせました。しかし、昭島で行われた決勝戦では、学生代表が勝利を勝ち取りました。攻守ともに素晴らしいパフォーマンスを披露した学生代表のスキッパー、宮内渉選手が西関東MVPに選ばれました。

北関東ジャパンカップでは、昨年全国優勝を果たしたセイロン・イレブンが無敗でリーグ戦を終え、他チームを圧倒しました。才能ある若手選手が多く所属する佐野CCが決勝戦に進出しましたが、セイロン・イレブンが完勝しました。セイロン・イレブンの経験豊富なベテラン選手であるプラバース・ダヌシュカ選手が北関東MVPを受賞しました。

クリケット開拓が続いている東北地区には2つのチームが参戦し、仙台CCが仙台ライオンズ・イレブンに勝利しました。仙台CCのオールラウンダー、ウドバヴ・ドゥービ選手が東海MVPに選ばれました。