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6日に、U19 クリケットワールドカップ東アジア太平洋予選の大会第4日が佐野市国際クリケット場で開催され、日本はフィジーに4ウィケット差で勝利しました。

今大会初めて後攻となった日本は、オープニングボーラーの高橋和雅選手が7オーバーで4つものメイデン(ランが1点も得点されなかったオーバーのこと)を達成し、わずかに4失点(1ウィケット)で抑えると、太田健斗選手(1ウィケット、18失点)、ダテ・ニール選手(1ウィケット、12失点)、クレメンス・マックス選手(2ウィケット、16失点)、とペース・ボーラー陣がそれぞれウィケットを奪ってフィジーの攻撃を抑えました。しかし、勝利を決定づけたのは、レタレカラ・ユガンダー選手(5.2オーバー、5ウィケット、2メイデン、18失点)。17オーバー目から登板した若きオフスピン・ボーラーは、いきなりウィケットメイデン(ランが1点も得点されなかった上にアウトを奪ったオーバーのこと)を達成すると、立て続けに5つものウィケット奪い、26.2オーバーでフィジーを92ランでオールアウト(10アウトで攻撃終了)にすることに成功しました。

攻守交代後の日本の攻撃は、定期的にウィケットを奪われ、大きなパートナーシップを築くことができませんでしたが、低いターゲット(勝利に必要な得点)に助けられ、球数制限(50オーバー)の折り返し前の23.3オーバー時点で逆転することができました。

試合のMVPを受賞したレタレカラ・ユガンダー選手は、「ここでプレーすることができているのは、千葉マイワイズの石本ゆみさんや両親、JCAのコーチ達のおかげです。ワールドカップへの出場権をかけた試合ができ、とてもワクワクしています。今日は、チームとしてウィケットを狙ったボーリングをすることを心掛けていたので、10アウトのうち6つのボールドと1つのLBWを奪ったのは、それができたということの証だとおもいます」と試合後に述べました。

この日のもう一つの試合では、日本とともに今大会ここまで2連勝だったPNG(177ラン)が、バヌアツを80ランに抑えて連勝をキープしました。.

大会第4日目を終了し、日本とパプアニューギニアはともに3勝0敗だが、得失点差でパプアニューギニアが暫定1位、日本が暫定2位となっています。8日(土)の大会最終日(9日が予備日)には、日本とパプアニューギニアの直接対決が予定されており、勝者が2020年1月~2月に南アフリカで開催されるU19ワールドカップへの出場権を獲得する。

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