海外からのクリケット関係者をお迎えして

佐野市での思い出: ジェス・アダムス

  • 2019-11-05
  • 海外からのクリケット関係者をお迎えして

日本クリケットの発展に向けて、当協会では継続して、海外からクリケット関係者をお迎えしています。長年に渡り、オーストラリアやイギリス、ニュージーランドを中心に、様々な国からクリケット関係者が来日しています。

このセクションでは、お客様一人ひとりの来日理由や実際に日本で行った活動などに関する記事を掲載しています。

記事をお読み頂き、この活動に興味を持って頂けましたら幸いです。また、この活動に関する質問等がある方は、私達までご連絡ください。


佐野市ではたくさんの素晴らしい思い出ができました。休みの日には日光まで足を伸ばし、二荒山神社や東照宮、輪王寺など多くの神社仏閣を訪れました。その他にも、日光江戸村では着物に着替え、三味線体験やせんべい焼き体験、弓術体験など日本伝統の文化に触れることもできました。

台風19号の影響が大きかった佐野市では、JCAの職員も業務時間を短縮して復旧支援を実施し、私も毎日、家屋や会社、お店などから泥や汚れた家具の撤去作業をお手伝いしました。水が引いた後の大量の泥やこれからやらなければならないことの多さに衝撃を受けました。佐野市の皆さんが助けを必要とする中で、少しでも力となりましたら幸いです。

プライベートでは、ホームステイ先の息子さん(ほくとさん)の和太鼓の稽古に参加することができました。私自身も小学校の時に演奏したことがあり、とても楽しかったことを思い出しました。太鼓の練習に来ていた皆さんの技術は素晴らしく、また筋力も必要なのだと思いました。

また、休みの日にはバスで東京に出かけることもできました。新宿御苑や霞ヶ丘町、明治神宮などを散策しながら1日を過ごしました。伝統的な日本庭園や美しい花々、緑に囲まれた壮観な建物は本当に素晴らしかったです。明治神宮もまた息をのむような美しさでした。均整のとれた長い参道を抜けると全国から奉納された酒樽が並ぶ棚があり、その姿に圧倒されました。

日曜日にはU19男子日本代表の強化合宿に参加しました。選手たちのスキルを間近に見たり、U19クリケットワールドカップに向けて、ボウリング・ワークロードを増やすためのコーチ陣のプランやプログラムを見ることができたことは、私にとっても素晴らしい経験となりました。

火曜日は祝日だったので、高野さんファミリーと益子町まで足を伸ばし、陶芸教室に参加しました。教室では、ご飯茶碗とカップと水差し、お皿を何枚か作りました。簡単ではありませんでしたが、とても楽しい経験でした。最後には、皆さんの助けを借りながら、なんとか完成し、素晴らしい物を作ることができました。その後、私たちはレストランで食事を楽しみ、パン屋で焼きたてのパンもいくつか試しました!

学校訪問も第2回目が始まり、1回目で訪れた学校やクラスで次の段階のセッションを行い、新しいクリケットスキルを学んだり、スキルを伸ばすような練習をしました。佐野で過ごす時間も後数日となってしまいました。

高野さんファミリーの皆さん、私を家族として迎え入れてくれて、本当にありがとうございました!笑顔溢れる皆さんと、とても楽しい時間を過ごすことができました。