女子日本代表がインドネシアに惜敗
- 2019-05-06
- 日本代表(女子)
バヌアツ共和国で開幕したICC女子東アジア太平洋予選大会で、5月6日に女子日本代表は初戦でインドネシアと対戦し、惜負を喫した。
後攻のインドネシアは、7ウィケットを残し17.3オーバーで日本の101ランを逆転した。
比較的狭いグラウンドでの試合に、トスに勝った日本はバッティングファースト(先攻)を選択。
日本の攻撃は、小田選手と北山選手をオープニングバッツマンとして開始された。
序盤に北山選手と遠藤選手ウィケットを落とし、6オーバーのパワープレーにて20ランと、インドネシアの堅い守備とコントロールの良い投球に日本は苦しめられた。
中盤も4ウィケットが落ちたが、積極的なバッティングで菅野選手及び柳田選手が4ランを打ちランレートを少し上げることができた。
日本の攻撃を通じて、オープニングバッツマンの1人であった小田選手が粘り強いプレーを続けて48球で36ラン(ノットアウト)獲得した。終盤には、宮地選手(20球で18ランノットアウト)が小田選手とこの試合での日本チーム最高の35ランのパートナシップを築き、日本は101ランで攻撃を終えた。
攻守交代後のフィールディングで日本は、積極的なバッティングに苦しめられリズムを崩されてしまう。
インドネシアは6オーバー48ランを0ウィケットで獲得する。中盤では、宮地選手のスピンボーリングと南野選手のアウトスイングボーリングでドットボール(無失点投球)を重ねて打者を苦しませ、鹿野選手も素早いスタンピングを成功させて日本に流れを引き寄せた。しかし、序盤での失点が響き、17.3オーバーで逆転を許した。
攻撃と守備ともに序盤でインドネシアが優勢に進められたことが敗因であったが、中盤では日本の方が優勢に試合を進めることができたことは大きな成果である。
今回の試合では、伊香選手、南野選手、鹿野選手、常澤選手と12thで小田選手の代わりに守備に貢献した金田選手が日本代表デビューを飾った。
明日はサモア戦が午前7時半(日本時間)に開催される。