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「クリケット・フォー・ケア」との連携

  • 2019-03-25
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私たちクリケット協会の良きパートナーであるシャアム・バティア氏と同氏の支援団体「クリケット・フォー・ケア」は、日本中でクリケット用具の提供などの支援活動を行なっています。

私たちの友好関係は2011年の東日本大震災のあと、スタートしました。被災した地域に夢と希望と笑顔を届けることを目的に設立された私たちのプロジェクト「クリケット・フォー・スマイル」にご支援をいただき、私たちは様々な地域でクリケットを紹介することができています。シャアム氏のサポートのもと、これまでに幅広い年代の大勢の方々にクリケットを体験していただきました。

「クリケット・フォー・ケア」の理念は、クリケットを世界中に広め、子供たちの心身の成長をサポートすることですが、それだけではなく、クリケットというスポーツを通じて、コミュニケーション能力や統率力を育成し、豊かな人格形成を目指すことです。

クリケット・フォー・ケアからのサポートを受け、宮城県と岩手県を中心に多くの学校でクリケットというスポーツが紹介されました。一方で、仙台大学では女子学生に向けて、クリケット選手としてのサポートだけではなく、スポーツキャリア形成のための教育支援を行っています。

「クリケット・フォー・ケア」の理念は、スタート地点である東北地域だけではなく日本各地に紹介され、遠く離れた広島県でも広まりつつあります。広島市のある高校ではこの理念に基づきクリケットが行われ、2018年だけでも500名以上の生徒たちがクリケットというスポーツについて学び体験をしました。

同様に、三重県の生涯スポーツ協会は、私たちのジュニアクリケット・ウェブサイトからこの活動について知り、用具の提供を受けてクリケットを開始しました。そして昨年には、7チーム参加による大会を開催できるまでに成長しています。これは、人々が熱意を持って活動することにより、クリケットが日本でも成長できるという証なのではと、私たちは考えています。

シャアム氏からのサポートを受けているのは子供たちだけはありません。佐野社会人リーグにも「クリケット・フォー・ケア」のシンボルカラーであるオレンジ色のプラスティックバッドや、初心者向けの木製バッドなどをご提供いただいております。

このようなクリケット発展は、「クリケット・フォー・ケア」の皆さまの暖かいサポートなしでは、実現させることはできませんでした。もし、あなたが日本でクリケットに何らかの形で関わっているとしたら、きっとシャアム氏からのプレゼントを見たり使ったりしていることでしょう!

シャアム・バティア氏と「クリケット・フォー・ケア」の継続的なご支援に、心より感謝申し上げます。