メルボルンアカデミーとの選手交換プログラムが実現
- 2018-03-08
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- 日本代表(男子)
当協会は、メルボルンに拠点を置くマリバーノンスポーツアカデミー(MSA)とのパートナーシップを結び、選手交換プログラムを開始することとなりました。
今回、初の交換留学生としてマーカス・サーゲート選手(17)が選出され、3月20日から開催される2週間のプログラムに参加します。
2年間日本代表チームに所属しているサーゲート選手は、「このプログラムは、私と同年代の選手がオーストラリアではどのようなことをしているのか見ることができる素晴らしい機会です。プログラムで学んだことを日本に持ち帰り、自分自身の成長にもつなげたいと思っています。」と述べました。
今回のパートナーシップの締結は、日本とクリケット・ヴィクトリアとの長年にわたる友好関係のもとに実現に至りました。昨年の10月にもMSAのヘッドコーチであるレイ・ホームズ氏が来日し、日本代表チームの指導にあたるなど、レベルの高いプログラムを行っています。
ホームズ氏は、「日本での現状を目の当たりにし、オーストラリアにはMSAのようなクリケットに適した施設があり、そういった施設を使用しているということは、とても幸運なことなのだと気づかされました。日本での指導を経験した私にとっても、クリケット・ヴィクトリアとの交換プログラムの一環として、日本選手により多くの機会を提供するという試みは、理にかなったものだと思いました。」と述べました。
メルボルンの北西部郊外に位置するMSAには、11歳から18歳までの生徒が約1,200名在籍し、その約半数がスポーツ奨学金を受けています。交換プログラムの期間中、留学生は一般の家庭にホームステイをしながら、スポーツ心理学者や栄養士を交え、コンプリート・アスリート・デベロップメントのクラスを受講しセッションを受けます。
また、2017年には日本で指導を行ったクリケット・ヴィクトリアのハイレベルコーチであるダンカン・ハリソン氏も2日間の指導にあたります。
この度の交換プログラムにご協力いただく皆様に心より御礼申し上げます。
今後もこのような素晴らしいプログラムを継続できればと考えております。