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レポート|ネパール 対 日本(ACC男子U19プレミアカップ準決勝)

  • 2023-10-21
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  • 日本代表(男子U19)

10月20日(金)、男子U19日本代表チームは、ACC男子U19プレミアカップの準決勝でネパールに敗れ、3位決定戦に進出します。

トスに勝った日本はフィールディングを選択(後攻)し、今大会最多得点を記録していた A Kumal 選手を10ランでアウトにし、8オーバー終了時点ではネパールを32ランに抑える素晴らしいスタートを切りました。しかし、ネパールは Bohara 選手が79ランを記録しイニングの流れを変え、25オーバー終了時には得点を140ランまで伸ばしました。その後雨の影響により試合は一時中断されました。

日本はネパールのランレートを1オーバーあたり5.5ランに抑えていましたが、D/L方式*により修正された、攻守交代後の日本のターゲットは、22オーバーで187ランとなり、日本にとっては厳しい状況となりました。

*D/L方式:雨天の影響でオーバー数が減った場合、逆転に必要な得点を再計算する方式

午後4時頃、セカンドイニング(後攻日本のバッティング)からプレーが再開し、日本は攻撃的なバッティングを試みましたが、Dhami 選手(3ウィケット、8失点)の投球に悩まされ、早期に多くのウィケットを失いました。

平塚選手(15ラン、シックス2本)と山本 ー レイク選手(14ラン)が粘りを見せましたが、シバクマール選手が怪我のためバッティングが不可能となった日本は43ラン(9アウト)でイニングを終え、ネパールがD/L方式により143ランで勝利しました。

試合後ヘッドコーチのルホード氏は「ネパールは素晴らしいチームで、日本の選手たちにとっても、優れた同じ年代の選手を見て楽しんでいます。アジアカップへの出場決定にお祝い申し上げます。」と述べ、続けて「ですが私たちは今日、自分たちのベストのパフォーマンス見せることができなかったことを残念に思っています。また、ターゲットの修正後、1オーバーあたり8.5ランが必要となったことは私たちにとって難しいチャレンジでした。このチームは50オーバーをプレーするために選ばれたチームですのです。22オーバーで187ランを獲得することは、50オーバーをプレーすることと全く異なるスキルを必要としますが、それでも失敗を恐れずにチャレンジした選手たちを誇りに思います。」と述べました。

もう一方の準決勝では、アラブ首長国連邦がシンガポールを相手に10ウィケット差で勝利を収めました。

日本は最後のアジアカップ出場枠獲得を目指し、10月23日(月)に3位決定戦でシンガポールと対戦します。

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