日本代表(男子U19)

レポート|パプアニューギニア 対 日本(男子U19W杯東アジア太平洋予選)

  • 2023-06-19
  • 日本代表(男子U19)

日本クリケットにとって、歴史的瞬間がオーストラリア・ダーウィンのTIOスタジアムで起きました。本日、日本はICC男子U19クリケットワールドカップ東アジア太平洋予選でパプアニューギニアに勝利しました。

パプアニューギニアは、東アジア太平洋の強豪であり、16年にの対戦の歴史の中で、日本の男子代表チームまたはU19代表チームは一度も勝利を収めたことがありませんでした。

トスに勝ち、バッティングを選んだパプアニューギニアは、今大会最多である13ウィケットを獲得している山本 − レイク選手のスピードのある投球に悩まされ、序盤からウィケットを落とすスタートとなりました。その後、パプアニューギニアはバウンダリーを数本放ちランを重ねましたが、ティワリ選手、平塚選手とポル選手が正確なボーリングによりイニング中盤、6/67に抑えると、後半には柿沼寛岳選手が失点を9ランに抑え3ウィケット獲得し、流れを完全に日本のものにし、30オーバーで94ランオールアウトとなりました。

対する日本は、序盤ウィケットを2つ落とす緊迫した状況の中、ポル選手が粘りを見せ24ラン獲得しました。パプアニューギニアの正確な投球と守備に悩まされ、なかなかランを重ねられず、一時店では3/48と日本ベンチに緊張感が漂いましたが、ファドケ選手 (27ラン) がと平塚選手がディフェンシブなバッティングにより地道にランを稼ぎターゲットに迫りました。その後両者ともにアウトにはなりましたが、日本は33オーバー目に5ウィケット残し無事に逆転に成功し、歴史的勝利を達成しました。

本日行われた、インドネシアとの試合で、勝利を収めたニュージーランドは今大会を無敗で終え、ワールドカップ本戦への出場を決定させました。

ICCは現在、U19ワールドカップ予選過程を再構成しており、日本は水曜日に行われる最終戦でインドネシアに勝利した場合、今大会を2位で終え、次回の予選では東アジア太平洋の1部で出場することが決定します。