One Short - Cricket Reports

JCL レポート (10/27)

  • 2021-10-27
  • One Short - Cricket Reports

日本クリケットリーグも終盤に差し掛かり、各チーム決勝トーナメントへの出場権を獲得すべく、今週末も激戦が見られた。

 

先週の時点では、決勝トーナメントが射程圏内になかったワイバーンズ。今週末行われた試合の結果、決勝トーナメントは現実的にもなってきた。

週末、2試合予定されていたワイバーンズは、土曜日、シャークス相手にトスに勝ちバッティングを選択。木村選手と川島選手のオープニングパートナーシップは13オーバー打ち、49ラン獲得する好調な滑り出しを見せた。続く狩野選手も今シーズン4度目となるハーフセンチュリーを獲得した。木村選手は73ラン獲得し、チームトータル231ランへと導いた。シャークスのダテ選手が3ウィケット獲得した。

シャークスのバッティングは、サーゲート選手とべディングフィールド選手のオープニングパートナーシップで83ラン獲得し、勝利が見えていた。しかし、ワイバーンズの久保田選手が5ウィケット獲得する活躍を見せ、事態は一転。ワイバーンズはシャークスに流れを掴ませることなく、22ラン差で勝利した。

 

その翌日行われた、佐野との試合では、佐野がトスに勝ちバッティングを選択。前日の勢いが残るワイバーンズは、浅中選手、太田選手(共に3ウィケット)を中心に佐野のバッターを悩ませた。宮地選手が42ラン獲得したが、チームトータルは136ランに終わった。

ワイバーンズのバッティングは、7ウィケット奪われ、前日ほどプラン通りの展開にはならなかったが、宮内選手が47ラン獲得し、3ウィケット差で勝利した。

Photo by Takuro Hagihara (Wyverns Facebook page)

佐野クリケットクラブにとって今週末は、苦痛な週末となった。ワイバーンズとの試合の前日、ウォンバッツと対戦した佐野は、トスに勝ちバッティングを選択。トップオーダーの活躍は見られなかったが、ミドルオーダーの宮地選手が67ラン、ロシャン選手が70ラン獲得し、チームをトータル241ランへと導いた。

ウォンバッツのバッティングは、おそらく日本クリケットリーグ最高オープナーであるパトモア選手とブレイスフィールド選手の、196ランパートナーシップで序盤から佐野を苦しめる。パトモア選手は67ランでアウトになるものの、ブレイスフィールド選手は自身初となるセンチュリー(129)を達成し、チームを8ウィケット差の勝利に導いた。

 

今週末、センチュリーがアルファクウォッシャーズ対ファルコンズの試合でも見られた。トスに勝ったアルファクウォッシャーズ他のチームと同様にバッティングを選択。ケサリ選手が60ラン獲得するが、ファルコンズのジャー選手が3ウィケット獲得する活躍を見せ、チームトータルはやや低めの190ランに留まる。

ファルコンズのバッティングは、終始アルファクウォッシャーズにウィケットを奪われ安定しなかった。そんな状況にも関わらず、ペトカー選手はアグレッシブなバッティングを披露。65球で108ラン獲得した。途中、苦戦する場面もあったがダワー選手の協力もあり、ファルコンズが2ウィケット差で勝利した。この勝利でファルコンズは、2位に浮上した。

ライジングスターズ対メンインブルーの試合では、先攻のライジングスターズが、序盤からメンインブルーのボーラーに苦戦する展開に。チョウドリー選手がハーフセンチュリーを達成するが160オールアウトとなる。

メンインブルーのバッティングは、トップオーダーのネギ選手(38ラン)、デワン選手(61ラン)らが安定したバッティングを見せ難なく逆転。9オーバー残し、6ウィケット差で勝利した。

 

今節も、ご協力頂いた審判員の皆様に感謝申し上げます。

  • 佐野 vs ウォンバッツ|シャイラジ・ ラル氏 & サガー・カンブル氏
  • ワイバーンズ vs シャークス|デヴ・ミシュラ氏 & アミット・ファドケ氏
  • メンインブルー vs ライジングスターズ|クリス・サーゲート氏 & ムンタズ・アラム氏
  • ワイバーンズ vs 佐野|ナタラジャン・ダクシナムーシー氏 & シュリカンス・デュララジ氏
  • ファルコンズ vs アルファクウォッシャーズ|クリス・ベイン氏 & ダルシャック・ブプタニ氏