One Short - Cricket Reports

JCL第6節

  • 2021-07-08
  • One Short - Cricket Reports

クリケットが、6月26日土曜日に帰ってきました。スケジュールの調整等により今後、レポートの順番などに影響が出てしまいますが、どうかご了承ください。 シーズンが2か月間停止している間、舞台裏でたくさんの人々にご尽力頂きました。ありがとうございました。

シーズン再開の形は、各チームそれぞれ。その中で圧倒的な力を見せつけたのはマックスクリケットクラブだった。

佐野市国際クリケット場にて行われた、シャークス対マックスの試合。トスに勝利したシャークスはバッティングを選択。序盤からマックスのオープニングボーラーの萩原選手 (3-14) とサナルワン選手 (3-13) により立て続けにウィケットを奪われ、シャークスは流れを掴むことなく18.4オーバーで66オールアウト。

低いターゲットをチェイスするマックスはウィケットを2つ落とすものの、ナワラタナ選手の27ランの活躍もあり10.2オーバーで逆転。ボーナスポイントも獲得し、8ウィケット差で勝利となった。

富士グラウンドで行われた、ウォンバッツ対ライジングスターズの試合は日本クリケットリーグの歴史に残る試合となった。

トスに負けバッティングとなったライジングスターズ。トップオーダーからのビッグスコアがないまま29/4となるが、サイード選手がシックスを5本放ち20球49ラン獲得すると、ハサン選手 (41*) とリアズ選手 (17) による、58ランのパートナーシップにより流れを取り戻す。しかし、ウォンバッツのモスクリプト選手が3ウィケット獲得し158オールアウトとなる。

ウォンバッツのバッティングは、66ランまでウィケットを落とさない好調なスタートとなった。しかし、アラム選手の投球により事態は一転した。パトモア選手 (28) とアリー選手 (22)を立て続けにアウトにすると、その後も勢いを止めることなくウィケットを2つ獲得し、4-18の大活躍。ウォンバッツも粘りを見せるものの、JCL1部での初勝利を狙うライジングスターズについにその日が訪れた。ライジングスターズの歴史的初勝利は富士にて、45ラン差のものとなった。

佐野市国際クリケット場にて行われた、ワイバーンズ対メンインブルー。先攻のワイバーンズは、日本代表復帰を狙う狩野選手が65ラン獲得すると、続くミドルオーダーも流れに乗った。8番の青木選手が14球29ラン獲得し、240ランでイニング終了。

メンインブルーのバッティングは、デワン選手 (42) とパンワー選手 (43) による90ランのパートナーシップもあり、試合は互角の勝負に見られた。しかし、パートナーシップが崩れると、ワイバーンズは完全に流れを掴み、残りの8ウィケットを42ランで奪い勝利。スピードとバウンスを活かした、久保田選手による4-34の投球が目立った。

1週間後、悪天候から唯一グラウンド状況が回復した佐野1で、昨年の決勝戦のカードである、タイガース対アルファクウォッシャーズの試合が行われた。

先攻のタイガースは、アルファクウォッシャーズのオープニングボーラーのシン選手に3ウィケットを奪われ、70/5とスタートは良くなかったものの、8番のシン選手が58ラン獲得し立て直す。しかし、プラカッシャ選手が4ウィケット獲得し191オールアウトとなる。

ボーリングで素晴らしいパフォーマンスを見せたアルファクウォッシャーズだったが、バッティングでその勢いを継続させることができず、タイガースのジャー選手に4ウィケット奪われる。その後もアルファクウォッシャーズは流れを掴むことなく、36.1で111オールアウト。タイガースが80ラン差で勝利し、今シーズン無敗。アルファクウォッシャーズは、昨年の決勝戦のリベンジは果たせなかった。

今節ご協力下さった、全ての審判員にお礼申し上げます。

  • 東京ウォンバッツ対ライジングスターズ: ロバート・ニューマン氏 & プラシック・クロサンガン氏
  • ワイバーンズ対メンインブルー: クリス・サーゲート氏 & ミヒンドゥー・ ペレラ氏
  • 千葉シャークス対マックス: プラシャント・カレ氏 & ジャヤラム・ナガラジャン氏
  • タイガース対アルファクウォッシャーズ: クリス・サーゲート氏 & クリス・ベイン氏

6月の月間最優秀選手には、ワイバーンズの狩野選手が選ばれました。
1試合しか行われなかった6月。狩野選手はその試合で、65ラン、2ウィケットと好調ぶりを発揮しました。おめでとうございます!