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女子ワールドカップ予選:日本代表コーチ及びマネージャーの任命

  • 2016-05-31
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  • 日本代表(女子)

女子ワールドカップ東アジア太平洋予選(以下W杯予選)に出場する女子日本代表ちーっむのコーチにニコール・マーティン氏、マネージャーにサーゲート由紀子氏が任命された。

女子日本代表チームはW杯予選のため、7月12日に開催国サモアへ向け出発する。本予選の優勝チームはクリケット・ワールドカップ世界最終予選への出場権を獲得する。予選には、太平洋版オリンピックであるパシフィック・ゲームズで金メダルを獲得した開催国サモアと、銀メダルを獲得した日本の長年のライバル、パプアニューギニアが出場する。

日本代表は、本年度よりクリケット・ヴィクトリア協会(オーストラリア)からコーチを招聘している。ゴールデンウィークに開催された第1回の合宿には、メルボルンでプロチームを指導するロックラン・スティーブンス氏が来日して指導にあたりました。6月には、オーストラリアのコーチ資格で最高のレベル3のコーチ資格をもつニコール・マーティンさんを迎える。マーティン氏は、現役のインドアクリケットの女子オーストラリア代表選手として、インドアワールドカップで4度の優勝にも貢献している。

マーティン氏は6月12日に来日し、10日間の滞在を予定しています。12日には、女子の強化合宿にて選手の指導にあたり、6月18日、19日には男女の合同合宿にも参加する。滞在期間中には、大会に向けてのチーム戦略の立案や、ジュニアチームへの指導など、幅広い活動が予定されている。

マーティン氏は、「これまでに、南アフリカやイギリス、スリランカ、ニュージーランド、そしてドバイでプレーをしてきました。日本でクリケットがプレーされているのを見る事をとても楽しみにしています。」と述べた。

さらに、「私の指導論は、雰囲気を大切にし、明るく前向きなチームを作り育てる事です。そして、選手1人1人が技術を学び、伸ばす事により、チーム全体の強化につながるような環境作りをする事です。」と述べた。

また、サーゲート由紀子氏がマネージャーに就任し、マーティン氏と共にEAP大会に参加する。

サーゲート氏は日本でのクリケット普及においても、重要な役割を担っています。ジュニアチームのコーチ兼マネージャーとして選手の指導にあたり、さらにスコアラーとしても活躍している。女子代表チームへの帯同は、今回で2度目。2015年には、韓国で開催された東アジア女子大会にてマネージャーを務め、日本チームは3位に入賞した。

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