日本代表(男子U19)

クリケットのU19日本代表、ワールドカップ前の練習試合、スコットランドに敗れる

  • 2020-01-14
  • 日本代表(男子U19)

ヨハネスブルクの競技場でスコットランドU19代表は256ランの差を付けて、日本に勝利をしました。

スコットランドはコイントスに勝ち、攻撃を選択し、バッティングを開始。イニングの序盤、太田健斗選手がスコットランドのAngus Guyキャプテン(16ラン)を直接のボールドアウトで仕留めたものの、スコットランドU19代表はその後早いスピードでランを重ね始めました。

スコットランドのTomas Mackintosh選手の活躍が目立ち、Ben Davidson選手と共に126ランのパートナーシップを築きましたが、Davidson選手は75ランをスコアしたところ、森田真登選手のボーリングでキャッチされ、アウトになりました。Mackintosh選手がそのまま100ランまでバッティングを継続し、100ランをとった直後、練習試合ということもあり、コーチの判断で交代となりました。

34オーバーの時点でスコットランドが232ランの2アウトで、非常に大きいスコアをたたき出すと思われたが、日本がねばり、スコットランドのスコアを押さることができ、特に市来宙選手が7オーバーの好ボーリングで、26失点しかとられませんでした。ウィケット(アウト)は、太田選手、クレメンス・マックス選手、レタレカラ・ユガンダー選手がそれぞれ2アウトをとり、メーリッグ・レオン選手も1アウトを貢献しました。メーリッグ選手もスーパーキャッチを見せる場面もあり、日本は最終的に325ランでスコットランドのイニングを終了させました。

昼食の後、日本が攻撃に回り、良い出だしを切りました。サーゲート真亜春キャプテンが豪快なバウンダリーを数回打ちながら、野口柊選手と45ランのパートナーシップを築きました。ただ、キャプテンがアウトになると、日本代表が立て続けてアウトをとられ、残りの9アウトで24ランだけをトータルに追加することができ、69ランでオールアウトになりました。 スコットランドの左効きのスピンボーラーCharlie Peet選手が4.5オーバーで6ウィケット(アウト)、2失点という驚異的な数字を記録しました。

いい場面もあったものの、日本にとってはこの試合がエリートクリケットの洗礼となり、チームとしてワールドカップがタフな挑戦になるということを改めて実感できました。

次の練習試合は対戦相手がUAEで、開催地は明日の午後の練習の場でもあるソウェト地区です。

選手とスタッフはサポーターの力強い応援をありがたく思っていまして、試合ごとのパフォーマンス向上を目指していきます。頑張れニッポン!