東アジアカップ:中国が女子日本代表に勝利、中国と香港が決勝進出
- 2019-09-21
- ニュース
- 日本代表(女子)
[訂正:最終日(9月22日)の予定変更-決勝09:30開始、3位決定戦14:00開始]
東アジアカップの3戦目で女子日本代表は、中国に敗れました。この試合で、大会の総当たり戦が終了し、中国、香港、日本が2勝1敗で並びましたが、ネットランレート(得失点レート差)により、決勝は中国と香港の対戦となりました。
日本は今大会初めてコイントスに勝ち、先攻を選択しました。中国のオープニングボーラーのWang Meng選手(3アウト、8失点)とWu Juan選手(3アウト、6失点)の好投に、日本のバッツマンは序盤に3つのアウトをとられ、ランアウトも2つとられてしまい、わずか14ランで5ウィケット(8.1オーバー)奪われる苦しい展開になりました。その後、宮地静香選手(20ランノットアウト)と常澤なお選手(28ラン)が47ランのパートナーシップを築きましたが、常澤選手が17.3オーバー、61ランの時点でアウトになると、最後の4つのアウトを立て続けに奪われ、67ランでオールアウト(10アウトによる攻守交替)となってしまいました。
中国は、19日に香港に敗れていますが、20日の韓国戦では今大会最高の132ランを得点しており、67ランは20オーバーを守り切るには非常に難しい得点。また、ネットランレート(得失点レート差)では中国が大きくリードし、日本は香港をも下回っているため、決勝進出には勝利が絶対条件。67ラン未満で中国をオールアウトにすべく、守備に臨みました。
中国のオープニングバッツマンの Sun Mengyao選手(17ラン)とZhang Mei選手(15ラン)は好打で得点を重ね、34ランのパートナーシップを築きました。日本は5.6オーバーで金井流天選手(1アウト、11失点)がついに最初のアウトを奪うと、その後、続けてアウトを奪い、13.4オーバー、65ラン時点で5アウトとしましたが、14オーバー目でついに逆転を許しました。
金井選手の他、キャプテン柳田舞選手(2アウト、14失点)、宮地静香選手(1アウト、15失点)、菅野美保選手(1アウト、12失点)などが好投し、少ない得点ながら、14オーバーまで粘り、5つのアウトをとりましたが、守り切ることはできませんでした。
試合のMVPには、日本の攻撃を序盤で崩した中国のWu Juan選手(3アウト、6失点)が選ばれました。
女子日本代表は、明日の3位決定戦(14:00試合開始)に出場し、韓国と対戦します。ライブスコアはこちらより配信されます。 また、JCAツイッター・フェイスブックもあわせてご確認ください。