JCAの5ヵ年戦略(2018~2022年)

JCAの5ヵ年戦略(2018~2022年)

ビジョン2022

想像以上の未来へ

2022年までにクリケットは、革新的な形式や機会の提供を通じて、これまでにない規模で多くの新しい参加者やファンを惹きつけます。さらに、気軽に楽しめる国際的なスポーツとして広く認識され、かかわる全ての人やコミュニティの夢を大きく広げます。

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重点目標

競技人口5,000人、「クリケットのまち」5つ

重点戦略

[日本代表]
次の世代のファンや選手をインスパイアする日本代表を育成する。
[人(人材育成)]
地域協会・大会・クラブの運営者、普及・選手育成を行うコーチ、試合進行を行うアンパイヤやスコアラーなどの人材育成により、クリケットの普及発展をになう人材を増やす。
[PR]
クリケットの価値を発信することで、参加者及びファンの増加を図る。特に、グローバルスポーツとして世界に広がる夢や機会について発信する。
[ジュニア]
参加者が初めてでも楽しめる、クリケットブラストプログラムによって、特に小学生の参加人口の増加を図るとともに、ジュニアクラブなどで日常的にクリケットを楽しめる場を提供して、競技人口の定着を図る。さらに、ジュニアプレーヤーが生涯にわたってクリケットに関わる環境を提供するために、それぞれの年代に適するプログラムや大会を整備する。
[ソーシャル]
気軽に(近くで、短時間で、小人数で、安全で、初めてでも)クリケットをプレーし、交流が楽しめる革新的なソーシャルクリケットによって、多くの新しい参加者をひきつける。また、ソーシャル大会間の連携や全国大会などの交流大会などにより、ダイバーシティに富むコミュニティを形成する。
[施設]
より多くの人がクリケットを楽しめるよう、各地域の中心拠点などの戦略的立地にグラウンドや練習施設を整備する。また、その中の重点拠点(クリケットのまち)では、大会だけでなく、普及や選手育成においても重点的に事業を展開し、交流人口の増加スポーツ機会や国際交流機会の増加、世界とのつながりなど、地域の共生・共栄を図る。

クリケットの大木

 スポーツを普及、発展させるには、そのスポーツの認知を高め、触れる機会を作り、年齢、性別やレベルに応じて継続してプレーできる環境を整える事が必要であり、それを支える施設、指導者、スポンサーやファンが必要である。 一本の木に例えるなら、プレーヤーがたどる道筋が根から幹であり、そのスポーツの健全な発展を支えるのが枝葉である。2013年から2017年のJCA戦略「A Shining Sport of Choice ~光り輝く魅力あるスポーツ~」では、しっかりとした根や幹を構成するジュニア普及プログラムや大会構造を整備し、関東地方における重点拠点(「クリケットのまち」)に植えることに重点が置かれた。2018年~2022年のJCA戦略「想像以上の未来へ」では、関東以外の地域にもクリケットの木の根を張り、幹を育てていくとともに、関東地方に植えた木が立派に育つよう、枝葉を広げていく事を目的としている。特に初めてでも気軽に楽しめるよう、伝統的な形式にとらわれない、革新的で、ソーシャルな形式を整備することで、これまでにない規模の多くの新しい参加者を引き付けることに重点を置いている。今は枝葉が不十分で未成熟なクリケットの木が、大木となり、林となり、森となる・・・今の姿から想像される以上の、大きく明るい未来が見えてくる5年間になるでしょう。

 

ビジョン2022実現へのステップ

日本クリケットの未来

ビジョン2022の位置づけ

大会拠点とグラウンド施設の将来的整備イメージ図