One Short - Cricket Reports

レポート|JCL 決勝戦

  • 2022-11-17
  • One Short - Cricket Reports

先日、佐野市国際クリケット場にて、日本クリケットリーグの決勝戦が行われました。

1部の決勝戦では、レンジャーズとタイガースが対戦し、トスに勝ったタイガースがバッティングを選択しました。

タイガースは、1オーバー目と2オーバー目にウィケットを落とし、良いスタートを着ることができませんでしたが、モウリ選手とラビチンダラン選手の安定的なバッティングにより流れを取り戻しました。その後、モウリ選手が47ランでアウトになりましたが、モハメド選手が39球48ラン獲得し、勢いづいたタイガースは40オーバーでトータル191ラン獲得しました。レンジャーズはイニングを通して安定的なボーリングをすることができ、6人のボーラーがウィケットに貢献しました。

セカンドイニング、レンジャーズのバッティングにはボーリングで見せた安定感は見られませんでした。1オーバー目と3オーバー目にウィケットを落としたレンジャーズは、その後流れを取り戻そうと試みますが、立て続けにウィケットを落とし続け、6ウィケット目を落とした時点で96ランのピンチに陥りました。しかし、それまで安定していたタイガースのボーリングに乱れが見られ始め、レンジャーズのタコール選手(49ラン)とサンジャヤ選手(59*ラン)がバウンダリーを量産し、76ランパートナーシップを築苦ことにより試合の展開を一転させました。その後も、緊迫とした流れがしばらく続き、試合はラストオーバーにもつれこむと、タイガースのキャプテンが冷静を保ち、正確な投球により6球12ラン必要とするレンジャーズを5ランに抑えました。よって、タイガースは6ラン差勝利を収め、2年ぶり2度目となる、日本クリケットリーグ1部王者に輝きました。

2部の決勝戦では、バッティングファーストのレンジャーズがファルコンズ相手に115オールアウトとなりました。ターゲットが低く、試合の行方は一方通行になると思われましたが、レンジャーズのボーラーが意地を見せ、次々とウィケットを奪い続けました。合計で9ウィケット奪われ、緊張感が漂ったファルコンズでしたが、最後まで粘り、39オーバー目に逆転に成功し、2部の王者に輝きました。

3部の決勝戦は、前回のレポートでお伝えしたようにアルファクウォッシャーズ横浜がタイガースを破り優勝を果たしました。 

これにて2022年の日本クリケットリーグが終了しました。今シーズンも審判や大会運営陣などたくさんの方々に支えて頂きました。大会に携わった全ての方々に感謝申し上げます。