日本クリケット協会は2016年ゴールデンウィークに、特別コーチとしてロックラン・スティーブンス氏をお招きし、日本代表選手強化合宿を行いました。

スティーブンス氏は、オーストラリアの有名クリケットチームであるビクトリアン・ブッシュレンジャーズでアシスタント・コーチを務め、女子強豪チームであるメルボルン・レネゲードではヘッド・コーチを務めています。同氏の来日は、日本クリケット協会とクリケット・ビクトリア（州協会）によるコーチ派遣提携による派遣第1号となる。

7月にサモアで開催される女子ワールドカップ予選に向けて活動している女子日本代表強化選手団は、4月29日（金）から5月8日（日）の日程で、佐野市国際クリケット場にてトレーニングを行いました。

スティーブンス氏は、「皆さんのクリケットに対する情熱には深く感銘を受けました。特に女子選手は、大変な努力を重ねています。選手達の努力が報われるよう願っています。」と述べました。

選手はネッツ練習などのスキルトレーニングや大川トレーナーの指導によるフィットネス・トレーニングを始め、50オーバー形式の試合とT20形式の試合を1試合ずつ行いました。

最終日には、クリケットブラスト・シリーズが行われ、選手もボランティアとして参加しました。１２歳以下の子供たち約４０名がクリケットを学び、選手たちと交流を深めました。

男子日本代表強化選手団の選手は5月2日（月）から5月7日（土）の日程で、トレーニングを行い、ネッツ練習などのスキルトレーニングや大川トレーナーの指導によるフィットネス・トレーニングを始め、T20形式の試合を2試合行いました。

男子日本代表チームは、11月3日から6日までの日程で佐野市国際クリケット場にて開催される、東アジアカップに出場する予定です。