レポート| 中国 対 日本、香港 対 日本(男子東アジアカップ)
- 2024-02-15
- ニュース
- 日本代表(男子)
- 中国との試合で山本-レイク選手と門脇-フレミング選手が258ランパートナーシップでT20I世界記録を樹立!
男子日本代表チームは男子東アジアカップの2日目に、10:00から中国と対戦して180ラン差で勝利し、15:00から香港と対戦して27ラン差で敗れました。
中国 対 日本
中国との試合では、日本がトスに勝ってバッティングファースト(先攻)を選択し、1番の山本-レイク選手と2番の門脇-フレミング選手が、規定の20オーバーをすべて2人だけで打ち切り、山本レイク選手は68球で134ランノットアウト、門脇-フレミング選手は53球で109ランノットアウトを獲得しました。
2人のパートナーシップは、258ランで、それまでアフガニスタンのGhani選手とZazai選手が2019年にアイルランドとの試合で樹立したT20I(注1)の世界記録を22ラン上回りました。
(注1)T20I形式は、両チームそれぞれ最大20オーバーずつバッティングを行う形式。Twenty 20 Internationalを略してT20Iという。
山本-レイク選手は、日本代表で自身初のセンチュリー(注2)を達成し、門脇-フレミング選手選手は、2022年10月22日に韓国との試合で達成して以来、日本代表で自身2度目のセンチュリーを達成しました。
(注2)センチュリーは、1人のバッターが100ラン以上得点すること。
試合のプレイヤー・オブ・ザ・マッチには、異例ながら、山本-レイク選手と門脇-フレミング選手の2人が選ばれ、キャプテンでもある門脇-フレミング選手は、インタビューで次のように語りました。「山本-レイク選手が素晴らしいバッティングをしていたので、彼をサポートするような役割を心がけていました。世界記録だとはわかっていませんでしたが、振り返るときが来れば、特別な瞬間として輝くものになると思います。とにかく楽しんでプレーすることができました。」
試合は、日本が後攻の中国を16.5オーバー時点、78ランでオールアウト(注3)にし、日本が180ラン差で勝利しました。投手では、加藤-スタッフォード選手と谷山選手がそれぞれ3ウィケット(注4)奪いました。
(注3)既定の20オーバーに達する前に10アウト(ウィケット)を奪って攻撃を終了させること。(注4)奪ったアウトの数は、ウィケット数で表します。
香港 対 日本
香港との試合では、香港がトスに勝ってバッティングファースト(先攻)を選択しました。14日の試合で香港に179ランを逆転された日本でしたが、ラビチンダラン選手(5ウィケット)、鈴木-マコーム選手(3ウィケット)、櫻野-トーマス選手(2ウィケット)などのボーラー陣が奮闘し、香港を19.4オーバー、155ランでオールアウトにしました。
しかし後攻の日本は、門脇-フレミング選手が22ランでアウトになると、ウィケットを立て続けに失い、11.1オーバー終了時に67ラン、7ウィケットとなり、逆転は難しいと感じる展開となりました。その後、高橋選手(23ラン)、加藤-スタッフォード選手(21ラン)、ヒンズ選手(14ラン)がチーム得点を128ランまで押し上げましたが、最後は27ラン届かず、18.5オーバーでオールアウトとなりました。
日本は2月16日(金)15:00より、中国と対戦します。
試合は、クリケット香港のYouTubeチャンネルで配信される予定です。
大会予定(日本時間、24時間表記)
- 2月14日(水)15:00:香港 対 日本
- 2月15日(木)10:00:中国 対 日本
- 2月15日(木)15:00:香港 対 日本
- 2月16日(金)15:00:中国 対 日本
- 2月17日(土)10:00:決勝
全試合クリケット香港のYouTubeチャンネルで配信される予定です。
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