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レポート|香港 対 日本(男子東アジアカップ決勝)

  • 2024-02-17
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  • 日本代表(男子)

男子日本代表チームは男子東アジアカッ決勝で、香港と対戦して34ラン差で敗れました

トスに勝った日本は、後攻を選択。香港のバッターは序盤のパワープレー*からアグレッシブに仕掛けてきました。対する日本は、1オーバー目に櫻野-トーマス選手が1番のCoetzee選手をボールドにしましたが、2番のNizakat Khan選手が自己最高の81ランを48球で獲得し、3番のRath選手(30ラン)と共に香港の得点を9.3オーバーで94ランまで伸ばしました。
*パワープレー:試合の最初の6オーバー。守備側は通常外野に5人配置できるがパワープレー中は2人までに制限される。

しかし、10オーバー目にラビチャンダラン選手(3ウィケット)がRath選手をアウトにすると、次のボールで4番のHayat選手を続けてアウトに、そして、次のオーバーにも櫻野-トーマス選手がAtkinson選手をアウトにし、10.4オーバーで99ランで4ウィケット目を奪いました。

日本に試合の流れが傾くのを食い止めたのは、試合開始から打ち続けるキャプテンのNizakat Khan選手とAizaz Khan選手(30ラン)。香港は、16.4オーバー時点で159ランまでトータルを伸ばしました。Aizaz Khan選手は、ドレイク選手がボールドにしまますが、その後はMurtaza選手(6球で20ラン)、Rana選手(7球で26ラン)が2人で7本のシックスを放つパワーヒッティングで、香港はT20Iでチーム史上 最高となる219ランで20オーバーを終了しました。

強豪香港を相手に220ランのターゲットを設定された日本は、攻撃開始と共にアグレッシブにバッティングを展開しました。しかし、5.3オーバーまでに4つのウィケットを失い、試合は完全に香港優勢になりました。

日本は、4番のラビチャンダラン選手(12球で20ラン)と6番の鈴木-マコーム選手(28球で37ラン)が日本のバッティングイニングを立て直すと、鈴木-マコーム選手と高橋選手(18球で28ラン)がさらに得点ペースを加速させ、15オーバー終了時点で133ラン(7ウィケット)と同じ時点で135ラン(4ウィケット)だった香港の得点ペースに肉薄しました。続く谷山選手も8球で23ランと高い得点ペースを持続し、16オーバー終了時点では158ラン(8ウィケット)と同じ時点で156ラン(4ウィケット)だった香港の得点ペースを逆転しました。最後までヒンズ選手(16球で22ラン)、ドレイク選手(11ラン)が果敢に得点を積み重ねましたが、最後の4オーバーで63ラン叩き出した香港のペースには届かず、184ランで20オーバーを終了しました。

東アジアカップ2024は、香港が優勝、日本が2位、中国が3位で終了しました。

日本(世界ランク51位)は、香港と3回の対戦で未勝利に終わりましたが、世界ランク21位のチームと終盤まで競えることを示した大会であり、U19日本代表から昇格した選手がフル代表でも活躍できることを示した有意義な大会となりました。そして、山本-レイク選手と門脇-フレミング選手が世界新記録となる258ランパートナーシップを打ち立てる一方、両選手が合わせて18ランしか得点できなかった決勝でも香港相手に184ランを記録できたのは、チームの大きなポテンシャルを示すものでした。

大会結果(日本時間、24時間表記)

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