One Short - Cricket Reports

JCL レポート (11/18)

  • 2021-11-18
  • One Short - Cricket Reports

日本クリケットリーグはレギュラーシーズンが終了し、準決勝に進出する4チームが決定しました。 

準決勝に進出したチームのひとつであるマックスは先日、メンインブルーと対戦しました。トスに勝ったマックスはバッティングを選択し、アイヤー選手(52ラン)とナワラタナ選手(67ラン)がハーフセンチュリーを達成し、チームトータルを216ランまで伸ばしました。メンインブルーのシン選手が3ウィケット獲得しました。

メンインブルーのバッティングは、オープニングのネギ選手が55ラン獲得するが、その他のトップオーダーのバッターはマックスの萩原選手(3-30)はじめとするボーラー陣に次々とウィケットを奪われ、悩まされました。その後は、パンワー選手(41)とシン選手(40)が粘りを見せるものの、レギュラーシーズン無敗のマックスには及ばず、オールアウトとなり敗北。マックスが25ラン差で勝利しました。マックスは、レギュラーシーズン全勝で準決勝に挑みます。

佐野市国際クリケット場で行われた、佐野対ファルコンズの試合は、佐野がトスに勝ちバッティングを選択しました。多くのトップオーダーは20ランに到達するスタートを見せたが、その後アウトになる中、キャプテンの和田選手(56)のみがハーフセンチュリーに到達しました。佐野はラストオーバーに202ランオールアウトとなりました。

ファルコンズのバッティングは、佐野のオープンングボーラーの須藤選手にトップスリーを3選手ともに無得点でアウトされる最悪のスタートとなりました。しかし、ミドルオーダーのシャハネ選手(56)とパンダリー選手(89*)が97ランパートナーシップを築き、チームをピンチから救い、4ウィケット差で勝利しました。チームに大きく編成があり、期待値も高かった佐野でしたが、今シーズンは最下位に終わりました。

 

 

佐野には、難なく勝利したファルコンズでしたが、ワイバーンズとの試合は接戦となりました。トスに勝ったワイバーンズはバッティングを選択し、イニングの3球目からウィケットを奪われるものの、木村選手が85ラン獲得し、ワイバーンズのチームトータルを211ランまで伸ばしました。ファルコンズのテラング選手が、4ウィケット獲得しました。

ファルコンズのバッティングは、佐野との試合と同様にトップオーダーからビッグスコアがありませんでしたが、ペトカー選手がシックスを8本放ち、85球で115ラン獲得しました。しかしワイバーンズの久保田選手が5ウィケット獲得する活躍もあり、その後のファルコンズのバッターは、誰一人20ランを超えることなく試合はラストオーバーにもつれ込みましたが、最後は何とか逆転し、1ウィケット差で勝利しました。ファルコンズは、昨シーズンの4位からさらに順位を上げ、今シーズンは2位で準決勝に進出します。

ジャパンカップ全国決勝大会で準優勝した千葉シャークスは、リーグ4位で準決勝進出を決めました。ベテランのべディングフィールド選手が怪我のため不在の中、高橋選手がバッティングでは今シーズン3つ目となるハーフセンチュリーを獲得、ボーリングでは4ウィケット獲得し、ライジングスターズ相手に16ラン差で勝利を収めました。

 

シャークス vs ライジングスターズ @佐野1

 

佐野市国際クリケット場で行われた、アルファクウォッシャーズ対佐野の試合では、アルファクウォッシャーズの最年少選手のファドケ選手が、自身初のハーフセンチュリーを獲得する活躍を見せトータルを235ランに伸ばすと、佐野をボーリングで65ランオールアウトにし166ラン差で勝利し、最下位から順位を2つ上げ、今シーズンは7位に終わりました。昨シーズン、準優勝したアルファクウォッシャーズにとっては、屈辱的なシーズンとなりました。

佐野に圧倒的な力を見せつけ勝利したアルファクウォッシャーズでしたが、メンインブルーとの試合ではその力を継続できず、111ランオールアウトとなり、メンインブルーに12オーバー目に逆転され、9ウィケット差で敗北しました。メンインブルーのネギ選手が61ラン獲得しました。

10月9日から試合のなかったタイガースでしたが、最終順位は3位となり準決勝進出を決めました。今週末行われる、準決勝の予定は下記のとおりになります。

  • 準決勝 1: マックス vs 千葉シャークス
  • 準決勝 2: タイガース vs 東京ファルコンズ

今節も、ご協力頂いた審判員の皆様に感謝申し上げます。

  • クリス・サーゲート氏
  • アミット・ファドケ氏
  • プラシャント・カレ氏
  • パンカジ・チャンド氏
  • ギリッシュ・デシュパンデ氏
  • ムンタズ・アラム氏
  • ウディカ・プラディープ氏 

最後となりますが、10月の月間最優秀選手が決定しました。ジャパンカップ予選、エンバシーカップでバッティングとボーリング共に好成績を残した、千葉シャークスの高橋イブラヒーム選手が選ばれました。おめでとうございます