クリケットとは

クリケットとは

世界中で大人気!「クリケットの世界」へようこそ!

特徴

  • 英国・豪州・インドなどの英連邦諸国で盛んな球技
  • 競技規模はサッカーに次いで世界第2位といわれている
  • フェアプレーを重んじる紳士・淑女のスポーツ

クリケットは、英国、オーストラリア、インド、南アフリカ、西インド諸島などの英連邦諸国を中心に大人気で、世界の競技規模はサッカーに次いで第2位といわれる。特にインド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュなどの南アジア諸国では、圧倒的な人気を誇り、トップ選手の年収は30億円を超える。

クリケットの世界最高峰の大会は、4年に1度開催されるワールドカップで、数億円の年収を稼ぐスーパースターたちが、10万人規模のスタジアムで、壮大で華やかな舞台を繰り広げます。テレビの視聴者数は、15.6億人に上り、単独のスポーツイベントとしてはサッカーに次ぐ規模である。

日本でもジュニア世代を中心に競技人口が飛躍的に増加し、全国で様々な大会が毎週のように開催されています。各地域のクリケット情報については、地域協会ページをご参照ください。

クリケットのグラウンド

what_is_cricket000正式な試合は、芝生のグラウンドで行われる。男子の国際規格では横が約140m、縦が約130mの楕円形で、野球場よりも大きいが、大会のレベルや形式、競技者の年齢や性別によって大きさが縮小される。国内大会では、直径100m程度のグラウンドが利用されることが多く、ジュニアの試合では直径が約60メートルになる。また、軟球を利用した大会や、小中学生向けの形式もあり、テニスコートや体育館などでも楽しむことが出来ます。

ウィケット

3本の棒 (スタンプ) を立て、その上にベールをおいた物。

ピッチ

投球や打撃が行われる長方形の場所。グラウンドの中央に位置し、ピッチ両側の端にウィケットを立てる。ウィケット間は、正式な試合で20.12mだが、ジュニアの試合などでは15mに縮小されることがある。

バウンダリー

競技エリアを区切る境界線で、ロープやマーカーなどが置かれる。バウンダリーを打球がゴロで越えると4点、ノーバウンドで越えると6点獲得できる。

試合のあらまし

チーム人数

試合は1チーム11人の2チームで行い、それぞれが交互に守備と攻撃(打撃)を1回ずつ行う。守備は投手 (ボーラー) と捕手 (ウィケット・キーパー) 以外のポジションは自由に配置し、いつでも変更できる。攻撃側は2人の打者 (バッター) がグラウンドに入る。

攻守交代

10アウトまたは規程投球数で交代。規程投球数は大会によって異なる。正式な試合では、各チーム120球ずつの形式 (T20形式) と、300球ずつの形式 (ワンデー形式)が主流となっている。試合時間は、T20形式で約3時間、ワンデー形式で約7時間になる。ジュニアの試合では、36球ずつの形式などもあり、試合時間も45分程度である。

勝敗

後攻チームが逆転した時点又はイニングが終了した時点で得点が多いチームが勝利、同じ得点であれば引き分け。

得点 (ラン)

打撃後やウィケット・キーパーがボールをそらした時などに2人のバッターがバット持って走る (ラン) 。守備側の返球でウィケットを倒されるよりも早く、2人ともバットか体の一部がクリースを越えるごとに1点。 (往復で2点)

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アウト

バッターはアウトになった場合、次に待つバッターと交代する。(バッターはアウトになるまで攻撃を続けるが、アウトになるとその試合で再び攻撃することはできない。)

主なアウトの種類

ボールド


ボーラーが直接ウィケットを倒すアウトのこと。

コート

Caught

フィールダーが打球をノーバウンドで捕球するアウトのこと。

ランアウト

RunOut
走っているバッターが、クリースに到達する前にウィケットを倒すアウトのこと。

スタンプト

Stumped
バッターがクリースから出ているときに、ウィケット・キーパーがボールでウィケットを倒すアウトのこと。

ヒットウィケット

HitWicket
バッターが自分でウィケットを倒すアウトのこと。

ボーリング

バッターが打ちにくいように、ボールをワンバンドさせて投げ、ウィケットを倒す事を目的とする。投球は片側のウィケットから反対側のウィケットに向って投げ、規程投球数6球 (1オーバー) を投げる。2オーバー連続では投げられず、次のオーバーでは反対側のウィケットから別の投手が替わって投げる。

バッティング

ボーラーの反対側のウィケットに立つバッターをストライカーと呼び、ボーラー側のウィケットに立つバッターをノンストライカーと呼ぶ。バッターはウィケットを倒されなければ、空振りを何回してもアウトにならない。ファウルゾーンがなく360度どこへでも打てる。また打っても間に合わないと判断した場合は走らなくても良い。