エキサイティングな20オーバー制リーグのジャパンカップがいよいよ開幕します!今年は7つの地域で31のチームが全国大会をかけて熱戦を繰り広げます。
※以下クリケットクラブをCCと略し、クラブ名は太字とする。
クリケット開拓の続く東北地区で遂にジャパンカップの予選が今年から始まり、仙台CCとファー・ウェスタンCCが対決します。会場は遊園地、動物園と並ぶ仙台市八木山の東北郵政研修センターです。観光ついでにクリケット観戦なんていかがでしょうか。
近畿地区では5チームでのリーグ戦となりお馴染みの大阪レイダースが新チームの神戸ホークス、京都CC、滋賀-京都CCを迎え撃ちます。高校生中心となる上宮CCにも若い力で対抗して欲しいです。会場は亀岡市にある京都学園大学内のグラウンドとなります。新しくクリケットのまちに名乗りを上げた貝塚市を有する近畿地区での熱戦を期待します。
7チームと最大のチーム数を持つ南関東地区は最も激しい戦いが予想されます。もちろん、昨年の全国大会優勝チームであるアルファ・クウォーシャーズが有利と思われますが、タイガーズ、ウォンバッツといった日本クリケットリーグ一部の強豪やインディアン・エンジニアーズやYC&ACなどのクリケットをよく知ったチームもおり、面白い試合が期待できそうです。大学生が中心の慶應ナイツ、青山学院CCも一矢報いるようトレーニングを積んでいます。横浜・山手にあるYC&ACのグラウンドで優雅な観戦という週末も悪くありません。
今季から6チームに増えた東関東地区ですが、ホームグラウンドの山武が工事中の為、佐野での開催となります。昨年の全国大会でも活躍したメン・イン・ブルーに対抗するのはジュニアの育成などの幅広いチーム活動を行っている、東京ファルコンズ、ライジングスターズ、千葉シャークスの面々。そして新チームの日本タイガースと昨年苦汁を舐めた筑波CCがどう立ち向かっていくかが見ものです。
最も熱狂的な試合が観戦できるのはこの西関東地区でしょう。会場の昭和公園陸上競技場はクリケットのホームランであるシックスが非常に打ちやすいグラウンドです。さらに去年の全国大会準優勝のワイバーンズには元プロ野球選手の木村昇吾が加入し、プロの打球を間近で観るチャンスでもあります。関東地区の大学生で構成される学生代表は多くの日本代表を有し、昭島CCはベテランと若手のバランスのいいメンバーで番狂わせを狙います。強豪揃いの中取り残された様なビーンズですがジャイアントキリングを魅せてほしいです。
参加チームの再編成のあった北関東地区では4チームが出場します。昨年の日本クリケットリーグ一部二部優勝の佐野CCに、ニューチームであるセイロン・イレブン、東京タイタンズ、楽天CCが日本のクリケットの聖地佐野市で戦いを挑みます。
最後に東海地区では2チームで、名古屋ベンガルタイガースと名古屋CCが富士山を望める富士クリケットグラウンドで対戦します。昨年の全国大会では高い攻撃力を知らしめた東海地区なのでどちらが勝ちあがってきても恐ろしい存在となるでしょう。
各地域の優勝チームは10月6日~8日に佐野市で開催される全国大会へと招集されます。世界中で愛されるエキサイティングなクリケットをぜひ佐野市でご観戦ください!
ジャパンカップ地方予選はすでに各地域で開催中です。詳しい情報は日本クリケット協会Webサイトの大会情報からご確認ください。
去年の優勝チームアルファ・クウォーシャーズ
今年の注目チーム学生代表