JCL決勝戦:タイガース念願の初優勝
- 2020-11-11
- One Short - Cricket Reports
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11月7日、佐野市国際クリケット場で行われた日本クリケットリーグ決勝戦。どちらのチームが勝っても初優勝という展開であった中、タイガースがアルファクウォッシャーズ横浜に53ラン差で勝利し、初優勝を収めた。
どちらのチームも初優勝を狙う中、トスに勝ったのはタイガース、キャプテンのラビチャンドラン選手は先攻を選択した。アルファクウォッシャーズのオープニングボーラーのランガサミー選(2/12)が、最初の5オーバー以内でタイガースのオープニングペアを二人ともアウトにする。
早くに2つのウィケットを奪われ、ドリンク休憩の前後にもウィケットを奪われてしまったタイガースは、キャプテンのラビチャンドラン選手にプレッシャーがかかった。バードワジ選手がラビチャンドラン選手を上手くサポートし、重要なパートナーシップを築いた。
ラビチャンドラン選手がハーフセンチュリーを達成すると、アルファクウォッシャーズのタンワー選手にアウトにされる。すると流れに乗ったタンワー選手は次の二人の打者を無得点に抑えた。タイガースのスコアは93/7となった。
緊張感の高まる中、新しい打者のクマール選手(23)が負傷をおってしまったバードワジ選手と素晴らしいパーナーシップ(58)を築き、試合の流れを一転させた。流れを掴んだタイガースは、40オーバーを最後まで打ち、171ラン獲得した。ボーリングではアルファクウォッシャーズのタンワー選手(3/25)が最優秀だった。
バッティングで良いスタートが必要とされたアルファクウォッシャーズ、タイガースのオープニングボーラーにイニンングの初級からウィケットを奪われる悪夢のようなスタートとなった。アルファクウォッシャーズは無得点のまま、2ウィケット落とした。
スピナーの活躍が予想されていた試合であったが、タイガースのペースボーラーのクマール選手(2/18)はオープニングから7オーバー連投した。また、チャウラシア選手も7オーバーで3ウィケット獲得した。
アルファクウォッシャーズはその後も上手く流れを掴むことができなかったが、シーズン通して活躍を見せたアイヤー選手が長く打ち続け、50ランを獲得した。シン選手(26ラン)がアイヤー選手と38ランパートナーシップを築き、32オーバー目に100ランに到達。
タイガースのバッテイングとシチュエーションがにていたことから、アルファクウォッシャーズは完全に勝利の可能性がなくはなかった。
しかし、ラビチャンドラン選手のレッグスピンにより、その可能性は打ち砕かれた。最後のウィケットを獲得を含む3ウィケット獲得したキャプテンのラビチャンドラン選手、タイガース初の優勝を手に入れた。
アルファクウォッシャーズにとっては悔しい日となってしまったが、今シーズンはアルファクウォッシャーズのJCL史上最高に違いない。
翌日行われた、日本クリケットリーグ2部の決勝戦でも、111ラン差でファルコンズを下し、タイガースが優勝した。
3部では、東京レンジャーズがファルコンズに5ウィケット差で勝利し、初優勝した。
決勝戦だけでなく、シーズンを通して審判など様々な方々にご協力いただきました。有難うございました。また、このご時世の中、シーズンの運営に力を注いで下さったJCL委員会の皆様に感謝申し上げます。
JCL 1部の決勝戦は、YouTubeにてご覧いただけます。