日本クリケットリーグ 決勝戦プレビュー
- 2020-11-06
- One Short - Cricket Reports
日本クリケットリーグ 決勝戦プレビュー
タイガース
リーグ順位: プール 2 – 1位
2019年: リーグ 3位 / 準決勝敗退
1部に昇格した2016年シーズンから一度も準決勝を逃していないタイガース。2016年には決勝戦を経験するも、準優勝に終わった。2018年にはリーグ1位をマークするも、優勝を逃した。最大のチャンスを掴んだ今シーズン、優勝への期待が高まる
長年、タイガースのバッティングはラビチャンドラン選手ひとりに頼るものだった。今シーズンもラビチャンドラン選手の活躍によりチームの得点を伸ばしてきたが、モウリル選手を初め、他の選手の活躍も見られた。明日の決勝戦でも、チームワークのあるバッティングが必要とされる。
ボーリングでもラビチャンドラン選手は輝いた。14ウィケット獲得、リーグ最多だ。チームメイトで13ウィケット獲得し、2位に立つクンバレ選手。この二人のスピナーが明日、佐野市国際クリケット場のコンディションをどう使えるかで、試合は左右しそうだ。
今シーズン無敗で挑む明日の決勝戦。絶好調のタイガースが勝者と名乗れるようになるのは明日なのか。
アルファクウォッシャーズ横浜
リーグ順位: プール 1 – 1位
2019年: リーグ 4位 / 準決勝敗退
2017年に1部に昇格して以来、年々少しずつ成長を見せてきたアルファクウォッシャーズ。二年連続準決勝で敗退し、三度目の正直で挑んだ今年の準決勝では、優勝候補のマックスに快勝。明日の決勝も期待が高まる。
オフシーズンにマックスから移籍したアイヤー選手。彼が加わったことにより、アルファクウォッシャーズのバッティングは、オープニングペアだけでチーム合計の約半分を獲得している。また、ケサリ選手も今シーズン、センチュリーを達成している。明日タイガースのスピナー相手に通用するかが勝利の鍵となる。
昔からボーリングを強みとしてきたアルファクウォッシャーズ。そこにアイヤー選手が加わり、さらに磨きがかかった。シン選手とチャジェド選手は14ウィケット獲得しており、タイガースのラビチャンドラン選手と並び、リーグ最多。そのラビチャンドラン選手率いるタイガースの攻撃を阻止すべく、明日もアルファクウォッシャーズのボーラー陣は役目が大きい。
シーズン中盤で一度負けが続いたものの、うまく立て直した今シーズンは明日の結果がどうであれ、アルファクウォッシャーズ史上最高のシーズンとなったことに違いない。
どちらのチームが勝っても初優勝となる明日の日本クリケットリーグ決勝戦。日本クリケット協会のYouTube チャンネルにてライブ配信される。
※実況解説は英語のみとなります。