JCL第6節
- 2020-09-16
- One Short - Cricket Reports
9月に入り、JCLも第6節と終盤に入った。
今節は、全チームが同じ日に試合を行った。
佐野3で行われた、千葉シャークス対タイガース。シャークスはタイガース、いや、ラビチャンドラン選手に大敗をくらった。
バッテイングファーストのシャークスは、難しいコンディションの中べディングフィールド選手が81ラン挙げ、チームトータルを148/10とした。
流れを変えるべくシャークス、タイガースが得点を挙げる前に1つ目のウィケットを奪う。続けてウィケットを奪い、ある時点ではタイガースを41/4に抑える。
しかし、今週もこのレポート常連のラビチャンドラン選手が活躍を見せた。シャークスのボーラー陣をグラウンドのあらゆる方向に打ち、ターゲット149のうちの120ランを91球で獲得した。ノンストライカー側ではバードワジ選手が素晴らしいサポートをした。
ボーナスポイント獲得にはならなかったものの、タイガースが圧倒的勝利をこなした。
昨年のイングランド対オーストラリアの試合でベン・ストークス選手が似たようなことを成し遂げた際、このような事が起きるのはもう無いと思ったが、まさかここ日本で見られるとは思ってもいなかった。
トスに勝ちバッティングを先攻したアルファクウォッシャーズは、佐野市国際クリケット場にてマックスとの試合に挑んだ。
なかなか1つ目のウィケットを奪えないマックスは、今年マックスからアルファクウォッシャーズに移籍したアイヤ選手が81ラン奪われた。その後谷山選手が3ウィケット獲得するが、トータルを222に伸ばされてしまう。
マックスのバッティングはカーン選手とラザ選手が113ランパートナーシップを築く良いスタートを切り、その後の打線へとつなぎ、39オーバーで逆転した。
隣のグラウンドで行われたワイバーンズ対佐野。ワイバーンズのボーラー陣が輝き、佐野を170オールアウトにする。
ワイバーンズはバッティングでも勢いを止めることなく、宮内選手とナンナヤカーラ選手が共にハーフセンチュリーを達成し、ボーナスポイント付きの勝利を獲得した。
佐野1で行われたメンインブルー対東京ファルコンズの試合では、先攻のメンインブルーのバッティングが壊滅し114オールアウトとなった。ファルコンズのネギ選手が先週に引き続き活躍をみせ、3ウィケット獲得した。
ファルコンズのバッティングも決して良いものではなかった。メロットラ選手が44ラン獲得するも他の打者からの援護がなく、最後は1ウィケットで1球残しなんとか逃げ切った。MIBのテラング選手は7オーバー10ラン3ウィケットという素晴らし投球を見せた。
今節最終は、富士で行われた今シーズン勝ちなしのライジングスターズ対ウォンバッツ。
先攻のライジングスターズは毎試合同様、大きなターゲットを立てられず、138オールアウト。ウォンバッツのボーラー全員にウィケットを与えた。
ウォンバッツのバッティングは通常通りパトモア選手が35ラン挙げ、続くアリー選手も37ラン獲得し、チームの勝利に貢献した。
ウォンバッツはボーナスポイントは逃したが、今年初の連勝となった。
次の第7節は最終節。
次節は10月に入り気温は下がるかもしれないが、まだまだ決勝リーグ進出をかけた熱い戦いが期待できる。