One Short - Cricket Reports

JCL第4節

  • 2020-08-26
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シーズンも中盤に入りリーグもヒートアップしてきた。

佐野1で行われたマックス対ワイバーンズの試合では、先攻のマックスが谷山選手(50ラン)とナワラスナ選手のオープニングパートナーシップでワイバーンズを悩ませる。しかし、ワイバーンズのナンナヤカーラ選手が3ウィケット奪うと、流れに乗ったワイバーンズは9ウィケットを89点で奪いマックスを191オールアウトにする。

バッティングから流れを変えたいマックス、イニングの初球で萩原選手が宮内選手をボールドにする完璧なスタートを切る。

その後、ワイバーンズは木村選手と狩野選手のパートナーシップでイニングを立て直すことを試みるものの、この日絶好調の谷山選手が4ウィケット奪いワイバーンズは104オールアウトになる。

マックスが87ラン差で勝利した。

プール1の首位のアルファクウォッシャーズ横浜は、今年リーグ1部初参戦のライジングスターズとの試合に挑んだ。

ケサリ選手が自身初センチュリーを達成すると、ジャヤクマール選手も68ランを獲得する活躍を見せ、チームトータルは306ラン。今シーズンの最高得点となった。

ライジングスターズのバッティングは、前回同様ムラッド選手が意地を見せ31ラン獲得するが、ボーリングで格の差を見せつけられ95オールアウト。

アルファクウォッシャーズの圧勝となった。

これが今シーズンラストチャンス。と言っても過言ではない千葉シャークスはファルコンズとの一戦に挑んだ。

サーゲート選手とベディングフィールド選手(82ラン)が132ランのオープニングパートナーシップで素晴らしいスタートを切ると、続く高田選手(46ラン)とダデ選手(52ラン)も勢いを止めることなくチームトータルを268まで上げる。

シャークスのボーラー陣は良いペースでウィケットを撮り続ける。ファルコンズも負けじと攻撃に出るも148ランでオールアウトとなり、シャークスに120ラン差で勝利を奪われる。

シャークスは決勝進出の可能性を残した。

激しい争いのプール2では、メンインブルーが佐野を相手に勝利を収めた。

ダヌシカ選手の54ランによりトータルを200まで上げた佐野だったが、MIBのシャハーネ選手(74ラン)、ペトカー選手(54ラン)に大量得点され6ウィケット差で勝利を収められた。

佐野とライジングスターズと同様、今シーズンまだ勝利を挙げていないウォンバッツは富士でタイガースとの一戦。

リーグ最高得点者のモウリル選手が63ラン獲得すると、バードワジ選手が52ラン貢献し、チームトータルを206に伸ばした。

タイガースのボーラー陣はパトモア選手とブレイスフィールド選手の重要なウィケットを奪いウォンバッツを74/4にする。立て直したい場面のウォンバッツであったが、雨の影響によりプレーは不可能となりDL方式によりタイガースが勝利を収めた。

タイガースはプール2の2位となり、来週は首位のマックスと当たる。

日本クリケットでは、JCL以外でもジャパンカップなどが開催されており、選手達は素晴らしい活躍を見せている。

佐野の山本武白志選手はT20でセンチュリーを達成し、小林正臣選手(2014年)、門脇フレミング・ケンデル選手(2018年)に続く日本人3人目となった。

JCL第5節もきっと盛り上げてくれるだろう。