台風19号対応と佐野市でのクリケット活動について
- 2019-10-24
- ニュース
台風19号の被害にあわれた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
当協会本部のある栃木県佐野市でも、日頃より多大なご支援をいただいているサポータークラブや市民の皆様が甚大な被害を受けました。当協会では、平日は業務時間を短縮して職員による復旧支援を実施し、休日は多くのクリケット選手が全国からボランティア活動に参加していただいております。また、クリケットを通じて佐野市と交流をもつ市町村やサポータークラブ、関係団体、スポンサーの皆様からご支援が寄せられております。ご支援をいただいた皆様に深く感謝申し上げるとともに、被害にあわれた皆様が一日も早く、日常の生活に復することができるようお祈り申し上げます。
佐野市のクリケット関連施設では、市内6つのグラウンドのうち渡良瀬川河川敷にある4つのグラウンドが大きな被害を受け、今シーズン中のクリケット利用は困難だと思われます。来シーズンのスタートに間に合うよう、復旧に取り組みたいと考えております。また、残り2つのグラウンドのある佐野市国際クリケット場でも倉庫が浸水しましたが、多くのボランティアの皆様のご協力をいただき、復旧しております。なお、佐野市国際クリケット場は緊急時のヘリポートに指定されております。グラウンド利用者の皆様には、何卒ご理解とご協力いただきますよう、お願いいたします。
さて、スポーツは、多くの人に活力や夢、困難に立ち向かう勇気を与え、お互いに助け合う絆あるコミュニティを作るものです。スポーツの力は、チームや市町村、国や宗教さえも超えて影響をもつものです。岡部市長を初めとする多くの市民の皆様も、佐野市の発展と明るい未来をつくる大きな力になると考えるからこそ、グローバルスポーツであるクリケットの国内におけるリーディングシティになることを目指す活動に取り組んでいただいております。当協会では、グラウンドの被災や復旧支援を優先するため、多くのクリケット活動を中止いたしました。しかし、台風以前にも増して盛んに活動を実施していくことが佐野市の復旧と発展に貢献するクリケットの役割だと考えております。一日も早く、できるだけ多くの活動を実施していきたいと思いますので、皆様のご理解をいただけましたら幸いです。
なお、被災された皆様へのご支援についても、微力ながら引き続き努めてまいりたいと思います。クリケットコミュニティの皆様には引き続き、ご理解とご協力賜りますよう、お願い申し上げます。